どうも!現役医学生勉強法アドバイザーのおGちゃんです!!
最初に言っておきます。今回ご紹介する方法は
「数学全くできません!!」
とか
「数学なんか死ぬほど嫌い!」という方がまねをしても、まったくもって成績の上がらない方法です。
つまりは、初心者お断りということです。
もし、あなたが数学大嫌いもしくは初学者の方でしたら、↓の記事を参考にぜひとも中級者までランクアップしてからお読みになるようにしてください。
ですが、中級者以上の方、基準として河合塾偏差値で
55~60
の範囲周辺におられる方には超絶お勧めできる勉強法です。私は実際にこの方法で57だった偏差値を62まで上げることができました!!ですから、底上げのための勉強法というよりも、弱点強化の勉強法であるということです。
医学部受験の数学で大切なのは質より量
数学の初心者に大切なことは、「理解して考え方を身に着ける」ことでした。しかし、これが中級者になるとがらりと変わり、「質より量」の考え方で勉強しなければいけなくなってきます。
もちろん、質も大事なのですがいわゆる中堅に位置する偏差値におられる皆さんが、他の人と差をつけるためには「どれだけ多くの問題パターンを知っているか?」が重要になってくるんです。
それはなぜか。いわゆる初心者レベルなら、難しい問題まで到達せずとも、あなたの目標点数(偏差値)まで到達することが比較的簡単にできました。しかし、そこから先、つまり単純な問題だけでなく、比較的ひねられた問題を完答に近い状態までもっていくには経験が必須となるからです。
そのためには、何としてもたくさんの経験が必要です。つまりは、ほかの誰よりも問題を解きまくって、問題の流れに慣れた人間だけが、基本問題のその先「高得点をとれる問題」を完答させることができるようになるわけです。
「あ!この問題の最初のほうの解き方はわかるんだけど…その先がどうしてもわからない!!」
というあなたは、確実に量が足りていないです。
そもそも、数学という教科はその特性上、「まったく知らない」場合一問も解けなくなってしまいます。極端な話ですが、「足し算」まで知っている人と、「微分・積分」まで知っている人では、問題へのアプローチ方法が全く異なるわけです。
されに言えば、いわゆる受験で出される数学の問題というのは、「小さな小問」の解き方の組み合わせで作られています。つまりは、それら小問の組み合され方を知っていなければ、完全に問題を正解へと導くことはできないわけです。
ですから、やはりどれだけの「パターン」を知っているか。が重要になってくるわけで、やはり
「質より量」
の勉強を行う必要があるといえます。
使う参考書を絞れ
初心者であっても同じことが言えるのですが、やはり参考書はお気に入りのもの一冊に絞ることをお勧めします。
私は、現役時代学校から配られた参考書、塾からもらった参考書の二つを、無理やりどちらもやろうとしたため痛い目を見てしまった経験があります(´;ω;`)
もちろん、一冊に絞るといっても、一冊の知識でほぼすべて完結できるということは少ないです(私おすすめの参考書ではそんなことないですが)。ですから、各参考書には知識を補強していってください。
例えば、学校の授業や塾の授業で学んだ知識を参考書に書き込む。模試でつまずいた問題のコピーを切り取って貼り、一つの問題につき解き方を二パターン以上身につける。などといった感じです。
そうすることで、効率的に数学の知識を身につけていくことができますし、何より手間暇をかけて作り上げた自分だけの参考書には愛着がわき、勉強欲が高まること間違いないでしょう。
おGちゃんおすすめの数学参考書はこちら↓
数学的センスを磨け
さて、中級者でもっとも特徴的なのは、この部分でしょうか。
私は、大学受験までの数学はセンスではないと考えています。たいていは、
- 問題の基礎知識を身につける
- 問題の流れを身につける
- 繰り返して問題を自分のものにする
というたった三ステップだけで十分です。
これ以上シンプルで効率的な数学の勉強法はありません。
しかし、その一方で上の〈2.〉においてはある意味でのセンスが試されるのも事実です。
簡単に言うと、ここでいうセンスというのはとある問題に当たった時に、その問題の解き方の流れをどうやって嗅ぎつけるか、どうやって「パターン」をその問題の中に見つけるかというセンスです。
前述のとおり、解き方はわかったのに「流れ」がわからないというのはよくあることです。例えば、この問題のこの部分では、この注意事項を記述しておかないといけないな。とか、この問題のこの形だったら、あの解き方の流れがベストだな、とかそういう感じに問題の細部の流れを記憶しておくとか。
数学において、流れは命です。たとえ、解き方がわかっていたとしても、意味の分からない場所で、意味の分からない数式が出現しているようでは意味がありません。採点者側も、意味が分からず大幅な原点を食らってしまうことがよくあります。
ですから、やはり数学の流れを記憶し、その流れをいかにして「もっともらしく」解答に書いていくか、そしてその流れを問題文中にいかにして探し出すか、というある意味での数学的センスが問われるわけです。
そして、このセンスを身につけるのに最も重要なのは、「繰り返す」ことです。
ですから、中級者の数学勉強法の肝は、「多くの問題量をこなし、その解いた問題を再び繰り返す」という、ほかのレベルにいる受験生と比べても「鬼畜仕様」のものになっています。
ですから、中級者の勉強は実は一番しんどいです。ある程度成績も上がり、上のほうが見えてきただけに、途中で成績が上がりづらくて挫折しそうになるかもしれません。ですが、苦しいというのは皆さんが頑張っている証拠です。
成績は、努力の方向を間違えずに正しい勉強法で勉強していれば必ず上がりますから、自分を信じて頑張ってみてください。
勉強がしんどくなってきたら、リフレッシュすることも重要です↓
繰り返すことが重要
3.でもお話ししましたが、やはり繰り返すことは重要です。
私のブログでは、何度も何度もお話ししているのですが、繰り返すことで初めて問題は自分のものになりすし、繰り返すことで初めて勉強をしたといえます。
万が一偏差値が上らなくとも…
そして、万が一偏差値が上らなくとも、泣いてしまう必要はありません。中級者において重要なことは、「今までできなかった問題ができるようになっているか」ということです。
ですから、模試の結果があまり芳しくなくとも、偏差値があんまり上がっているようには見えなくとも、心配する必要も、あきらめてしまう必要はありません。それよりも何よりも、今まで自分が苦手としていた問題形式、例えば「確率」のあの形式の問題が初めて流れも読めて、完答できた!!などでしょう。
今までできていなかった問題が今できるようになったということは、あなたにその問題が身についたということですから、ほかの問題ができていなくとも喜んであげてください。自分をほめてあげてください。
ただ、逆に言えば、今までできていなかったところが相変わらずできていないままだったり、今までできていたはずの問題ができないようになっていたとしたら、それはあなたの問題演習量が足りていないか、復習が足りていないかのどちらかにすぎません。
今一度、自分の勉強方法を見直してみてください。必ずどこかに問題点が見つかるはずです。
以上!今回は、数学の中級者向け勉強法をお話ししました。この記事を読んだ皆さんの成績が上がっていってくれることを願っています。
おGちゃんでした!
ではでは(^^♪
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