【必見】Part2 「記憶のコツ」 受験の天王山「夏休み」を乗り切る最強勉強法

 

どうも!!現役医学生勉強アドバイザー(略してGIBA)のおGちゃんです!!

 

さてさて、今日もほんとに暑いですが、さっそく勉強法の紹介に移りましょう!

 

夏を突破!!「最強の勉強法」

 

 

 

2.記憶の定着化

①『短期記憶』と『長期記憶』

前回も紹介したように、記憶は受験(試験)において本当に重要になってきます!

まだ、前回の記事を読んでいないよっていう方は、ぜひとも読んでからまたここに戻ってきてください!

 

 

ざっくりいうと、記憶には二種類あるんですよね。

そう、『短期記憶』と『長期記憶』ですね!

 

皆さんの人生の大きな分かれ目になるかもしれない受験で、

「短期記憶」だけで戦おうとするのは本当に心もとないです(´;ω;`)

 

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どれぐらい心もとないかというと、

超初心者冒険者がラスボスの魔王に

「ぼろぼろの剣」たった一本で挑むぐらい心もとないです(笑)

 

皆さんが挑むはずである様々な試験(センター試験、入学試験、資格試験etc...)は、

その道のプロが、考えに考え抜いて作っているものなんですね。ですから、ちょっとやそっとの付け焼刃では、びくともしないどころか、返り討ちにあってしまいます(泣)

 

そういった難しい壁に立ち向かっていくには、やっぱり『長期記憶』という優れた剣が必要になってきます。ですから、皆さんはいかに効率よく「長い間記憶に残る知識」をゲットしていくか、に重点を置いていかないとダメなんです。

 

②『長期記憶』のつくり方 ~その1~

では、どうやって『長期記憶』を作り出していくのでしょうか?

 

さて、ここで皆さんに思い出してほしいのが小学校で習った「九九」

です。

 

さあ、今ここで九九をいってみなさい!!

 

と言われたときに、一の段から九の段まで完璧に言えるでしょうか?

もちろん、おそらく、たぶん、ひょっとしたら、もしかすると、(笑)

たいていの人が言えると思います。

 

でも、「さあここで、昨日食べたごはんをすべて言ってみなさい!

 

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といわれたら、どうでしょう?

こんどは逆に「全部完璧に言える」という人のほうが少ないんじゃないでしょうか?

 

じゃあ、これら二つを分ける違いとは何でしょうか?

実は、「繰り返しているか繰り返していないか」の違いなんです!!

 

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なんだぁそんなことかぁ」と思った方もいるかもしれませんが、

「繰り返す」ことは、『長期記憶』を作り出すのに重要なキーワードの一つとなってくるんです!

 

③とにかく繰り返せ!!

じつは、ここだけの話、『長期記憶』を作り出すのに繰り返すことが大事であるということは、心理学的に証明されているんですね。

 

心理学では、この「繰り返し」のことを「リハーサル」と言って、

「リハーサル」を繰り返すことで、『長期記憶』が定着、作り出されていくわけなんですね。

 

ですから、本当に長期で残したいことは、

とにかく

 

繰り返し

 

触れることにつきます!!

 

たとえば、英単語1000個を受験の当日までに覚えたいなら、

前回の内容でも触れたように、毎日の生活サイクルに英単語暗記を組み込んでみるんです!

 

 

ここで意識してほしいのが「一回で、できるだけ多くの単語に触れる」ことなんです。

簡単に言うと、一個一個ていねいに覚えるよりも、たくさんの単語を覚えられなくてもいいから、一気に「覚えようとしてみる」

そうしたほうが、どうせ後から同じ内容を繰り返していくので、記憶の効率が良くなるんですね。

 

ですから同じ1000個の単語を覚えようとするのでも、

 

一日 20個の単語×50回 を繰り返す

よりも

一日 500個の単語×2回 を繰り返す

 

ほうが『長期記憶』を作りやすくなるんですね!

 

③『長期記憶』のつくり方 ~その2~

実は、「繰り返す」以外にも、もう一つ『長期記憶』を作り出すためのキーワードがあるんです。

それが…

 

期間を空ける

 

ことなんです!

 

これも皆さん聞きなじみがあるかもしれませんが、実は記憶は

エビングハウス忘却曲線」にしたがって減少していきます。

忘却曲線に関しては以下のリンクを参照してください

忘却曲線 - Wikipedia

 

難しいかもしれませんが、「繰り返」されなかった記憶はどんどんと記憶から抹消されていく!んですね。

つまり、たがむしゃらに繰り返してもダメで、適切な「期間を空け」て繰り返さなければだめなんです。

 

④「1・3・7・30・90」の法則に従え!!

そんな中、エビングハウス忘却曲線に従って「できるだけ記憶低下が起きにくいように」私が実践した方法が

 

「1・3・7・30・90」の法則

 

です。

これは、どれだけの「期間を空け」て復習したらよいか、ということをかんたんに示したものです。

単位は「日」なんですが、つまりは

 

最初に暗記してから、

 

「1日後、3日後、1週間後、約1か月後、約3か月後」

 

に復習せよということなんですね。

 

そのためには、自分が「どんな勉強をいつしたのか」を詳細に記録しておく必要があります。

私は自分でそういうプログラムを外注して行っていたのですが、これにはお金もかかるし手間もかかる!!

と、いうことで…

マイブック: 2018年の記録 (新潮文庫 ん 70-20)

マイブック: 2018年の記録 (新潮文庫 ん 70-20)

 

 これを使ってみるといいかもしれません。

実は私も外注に時間がかかっている間、これを代わりに使っていたんです!

 

使っていたのが一年前ですから仕様変更されているかもしれませんが、

1日あたり1ページが割り当てられていて、スペースが広く非常に使いやすかったです。

 

普通の手帳とは違って小説のような感じですし、スタイリッシュで持ち運びもしやすいです。

 

他にも、「1・3・7・30・90」の法則が実践できるようなツールがあれば、それを使って、ぜひとも復習に役立ててください!

 

やり方は簡単で、勉強した内容を記入したら、それを

「1日後、3日後、1週間後、約1か月後、約3か月後」の日付のページに書き込んでおくだけです!

そうすれば、その日何の復習をすればいいかが一目でぱっとわかってしまします!

 

 

さて、今回はどうやって『長期記憶』を作っていくかに焦点を置いた内容でした!

 

ポイントは「繰り返す」ことと、「期間を空ける」ことでした!(^^)!

一見夏休みには関係ないように見えますが、たっぷりと時間をとれる

夏休みだからこそ、いかにこういった勉強の「骨組み」を作っていくかが重要です。

 

 さて、次回はついに「夏休みを乗り切る最強勉強法」のラストになります!

いっぱいヒントの詰まった内容になっておりますので、お楽しみに( ^)o(^ )

 

それじゃ(^^♪