【偏差値爆上げ】大学受験・生物勉強法~70まで上げた医学生が分かりやすく説明~

勉強法
生物ダメぽ君
生物ダメぽ君

大学受験の生物(いわゆる高校生物)って、どうやって成績上げたらいいんですかね?

とにかく参考書を読み込んだり、問題を解いてみたり、いろいろ試しているんですが、全然できるようになりません!!

おGちゃん
おGちゃん

ははは!!そりゃできるようにはならんわい。大学受験の生物の成績を上げるには、ただがむしゃらにやるだけではだめじゃ。

詳しい勉強方法を教えるからそれでやってみるんじゃ!!

この記事はこんな人向けの記事です。

結構頑張っているのに、大学受験生物の偏差値が60から上に上がらない人

いろいろと取り組んではいるけれど、大学受験生物の成績がほとんど上がらない人

大学受験生物に取り組むのが初めてで、どうやって勉強したらいいかわからない人

大学受験生物の勉強法と一口に言っても、多くの人が高校になってから始める『生物基礎』の勉強法、大学受験に向けて高校二年生頃から始める『生物』の勉強法の二種類が存在します。

ここでは、後者。つまり、いわゆる受験で使う方の『生物』の勉強法を具体的に分かり易く掘り下げていきます。

まずは、「生物ってこんな科目だよ!!」というのと「生物はこんな人が選べばいいよ!!」というのをサラッと解説していくので、すでに生物で戦っていくと決められた方は、三項目をスキップして4章から読んでいただいても大丈夫です。

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大学受験では生物選択はこんな人が有利

高校二年生~高校三年生頃になると、理系の方は大学受験のため、理科の三科目の中から二科目を選ぶように言われます。

そして、ほぼすべての高校生がその段階で「化学」を選びますから、残るは「生物」か「物理」かで選ぶのを迷うことになるでしょう。

これが結構迷いやすく、情報量も少ない中で選ばなければいけないですから一つの基準を示しておきましょう。

こんな人は生物を選ぶべし

生物系(理学部、医学部、農学部など)の大学を受験したい人

計算よりも暗記が得意な人

論理よりもビジュアルやサウンドで覚える方が得意な人

こんな人は生物を選んではいけない

物理系(工学部、一部理学部)の大学を受験したい人

暗記よりも計算が得意で、数学も大好きな人

ビジュアルやサウンドよりも、がっつり論理が必要な覚え方が好きな人

この記事を読まれているということは大学受験で生物を選択したい、もしくは生物を選びすでに勉強を進めている人でしょうが、「〇」の方に当てはまっていましたでしょうか?

「当てはまってなかったよ!!」という方も、生物は幅広い方にお勧めできる科目ですから、「×」の方に当てはまっていなければ、そのまま生物を選択したままで良いと思います。

そもそも生物はこんな科目

一言で言うと…

地球にいる生物とその周りの環境を理解する科目

あまりにもアバウトすぎて??となった方も多いかもしれませんが、本当にこの一言に尽きます。

もっと詳しく言うと…

生物や生物現象を更に広範に取り扱い,生物 学的に探究する能力と態度を身に付けさせるとともに,生物学の基本的な概念や原理・法則の理解 を深めさせ,科学的な自然観を育てる科目である。

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/01/29/1282000_6.pdf (文部科学省「学習指導要領」より引用)

という言い方になりますが、これではあまりに複雑すぎますよね(笑)

つまるところ、生物では地球上にいる生物を理解して、その自然法則を知りましょう、ということですから最初の一言に集約されますよね。

大学受験における生物

大学受験において、という意味では少々生物の立ち位置が変わってきます。

大学受験では、生物はほとんど暗記主体の科目と化しています。つまり、理解するだけでは点が取れません。自然法則で理解しようとしたところで、実際の生物の世界では例外が多すぎて、論理で攻め立てることはできない科目になってしまっています。

そして、生物の中で起こっている化学的な反応まで覚えていく科目ですから、その性質上「化学」との相性が非常に良い科目になっています。

「化学」で覚えた知識や理論をフル活用すれば案外あっさり理解できる範囲も少なくありません。

逆にすべてを論理で攻め立てる「物理」とは相性が悪いです。

『生物』と『生物基礎』はここが違う

まず初めに、生物と生物基礎は何が違うのか?

簡単に言うと、生物という科目の中に『生物基礎』という科目が内包されている、ということです。(図を参考にしてね)

つまり、生物基礎は生物の中でもコア(重要)な部分で、生物を学ぶ上で核となる部分と言い換えることができます。

受験科目で『生物・生物基礎』という範囲で出題される場合、生物基礎もおろそかにすることはもちろんできませんが、大前提として「生物基礎が理解できないなら、生物はもっと無理だよ」ということが言えます。

生物基礎と物理基礎の二科目はどの高校でも必修として扱われていますので、これら基礎科目に取り組むうちに、自分がどっちの科目に向いているのか判断してしまうのも一つの手でしょう。

【偏差値爆上げ】大学受験生物の勉強法

ここからは具体的な大学受験生物の勉強法を説明していきます。

ここでお教えする生物の勉強法は何も特別なものではありません。大学受験生物を勉強していくうえで必須と言ってもいい流れだと思います。

しかし、ここでお教えする生物の勉強法をマスターすれば、確実にあなたの志望する大学入学に必要な偏差値(成績)を取ることができるようになります

筆者もこの勉強法で偏差値50→70へと大幅アップした

実は高校3年生の段階、すなわちまだ生物を始めて間もないころの河合模試ではおGちゃん(筆者)の偏差値は50しかありませんでした

しかしながら、ここで紹介する勉強方法で、医学部の入試直前の河合模試で偏差値70を取り、無事に医学部合格を果たします。

2016年の段階で生物は50しか偏差値が無かった。
それが2017年度模試では70までアップ!!

※略歴はhttps://ogchanstudy.work/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab/をご覧下さい。

「この勉強法で成績が上がったの、あなただけなんでしょ??騙されないわ」

と思っているそこのあなた。

もう少しお話を聞いてください。

実はおGちゃんが医学部に入ってから、周りの同級生に勉強法を聞く機会がありました。

すると、ここでお教えする勉強法で生物を取り組んでいる方は、ほぼ全員偏差値爆上げ(10~20以上の上昇)を果たしていたことが判明しました。(もちろん、他の勉強法で成績を上げている人もいるが)

それもそのはず、実は大学に入学してからの勉強法と大学受験での生物の勉強法はかなり似ています。

それがゆえに皆成績が上昇しており、かつ入学してからも相当成績維持、上昇に役立っていますから、非常にいい勉強法であることは確かです。

特にこの記事を読んでいる医学部、薬学部志望の方は特に大学に入ってから厳しい勉強を乗り越えていくうえでも基礎的な勉強法となってきますから、今のうちに慣れておいた方が後が楽になります。

もちろん、他の学部を志望される方も、今成績を上げる勉強法から、勉強法として一生使えるものまで含まれていますから、ぜひとも読み込んで『実行』してみてください。