【攻略】昭和大学医学部~徹底解剖~ 〈2020年度最新版〉

医学部受験

この記事を読むとこんなことが学べます

昭和大学医学部の難易度

昭和大学医学部でのキャンパスライフ

昭和大学医学部の入試攻略法

昭和大学医学部の学費はどれぐらいか

今回は、私立大学医学部のうち、昭和大学についてご紹介したいと思います。なに?その大学?って思った人はもちろん、医学部志望者から、ほかの学部の受験生まで、有用な情報が盛りだくさんですので、ぜひご覧ください!

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昭和大学医学部はざっくりこんな大学!!

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まずは、昭和大学の歴史を少し知っておきましょう。

1928年昭和3年)に上條秀介らによって昭和医学専門学校として設置された。1965年(昭和40年)より山梨県富士吉田市にキャンパスが設置され、1年次4人部屋での全寮制を実施している。2006年度(平成18年度)より保健医療学部も1年次全寮制が導入されたため、新たな寮が建設されている。

昭和大学 - Wikipediaより引用

とのことです。

1928年設立ということは、2018年現在でちょうど90周年ということになります。医学部の中では比較的歴史の長い、「旧設医専」という学校群に分類されます。

歴史が長いだけでなく、これまでも多くの優秀な医師を輩出してきており、ブランドとしても関東圏では確立されてきていると言えます。

さらに、本学を卒業した著名な方として、高須クリニックの高須院長などが挙げられ、昭和大学の教育レベルの高さを窺うことができます。

昭和大学の特徴

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やはり何といっても、日本でもまれにみる医療系の総合大学であるということでしょうか。

医学部はもちろん、歯学部、薬学部の三大医療系学部を備えているだけでなく、医療技術を学ぶことのできる保健医療学部(看護科あり)までもが備わっています。

ここまで、医療系に特化した大学も稀であり、大学内で医療の流れを完結させることのできる数少ない大学であるといえるでしょう。

さらに、非常に特徴的なことに、一年生はどの学部であっても、富士吉田キャンパスにおいて全寮制という制度になっています。これは、学部にかかわらず一年間同じ空間で過ごすことのできる素晴らしい精度であり、学生のころから多職種連携を意識した生活を送ることができます。

医学部だけの狭いコミュニティは嫌だ!というあなたには最適な大学かもしれません。

昭和大学に行ってみた

ちょっと遠くて行きづらいけど、雰囲気ぐらいは知っておきたい!というあなたのために、おGちゃんが実際に行ってきましたのでご紹介します。

昭和大学医学部の二年生以降のキャンパスは、旗の台という閑静な住宅街に囲まれた場所に位置しており、良くも悪くも勉強するには最適な環境であるといえます。

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旗の台駅から徒歩三分ぐらいで、上のようなドでかい大学病院が目の前に迫ってきます。白亜の病院棟で、かなり威圧感がありました(笑)。

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こちらが昭和大学病院周辺の地図です。旗の台周辺にかなりの規模で固まって大学が存在していることがわかります。

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少し奥まったところまで行って撮った写真です。右側も昭和大学付属病院の病院棟ですね。高層の建物が二本突き刺さっている感じで、規模はかなり大きかったです。

休日であったからか、人通りは少なかったです。

あ、そうそう、言い忘れましたが、昭和大学、実は全学部合わせると9つの附属医療施設を所有しています。この量はかなり多い方ですね。私は訪れた後で知ったのですが、ここまで多いと、臨床実習時には異なる医療現場を体感することができそうです。

一つの環境に縛られないという点では大きなメリットかもしれませんね。

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上の写真は体育館?のようでした。講堂かもしれませんがそれにしてはかなり重厚で大きかったです。門を見ても、その歴史の長さがうかがえます。

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最後に、正門の写真です。昭和大学を象徴する一枚になりましたが、実は私は、ぱっと見、高校の校舎にしか見えませんでした。

建物に関しては、密集している感じでお世辞にもゆったりとした感じではありませんでした。この辺りは、都内にキャンパスを持つことの宿命なのかもしれませんね。

ちなみにですが、富士吉田キャンパスの方は打って変わってかなり敷地が広く、大自然に囲まれた印象でした。(パンフレットで確認済み)

さらに、正門前に四枚の看板が配置されていることから、四学部がこのキャンパスで学んでいることがわかりました。

昭和大学の難易度

さて、そんな昭和大学の難易度ですが

2018年現在、河合塾の偏差値で

67.5

となっています。

さらに、現役生専用の地域枠に関しては、センター試験で

89%

をとらなければ進学がおぼつかないようです。

やはり、なかなかにえげつない難易度を誇っているようです。

昭和大学に入るには?

そんな昭和大学に、ぜひともチャレンジしてみたいというあなた。

チャンスはたくさんあります。

まずは、大学の入試傾向を知ることです。

2018年度一般前期の合格最低得点率は71.0%であり、かなり高くなっています。

これには、様々な理由が考えられますが、主な理由はやはり問題難易度が比較的やさしいということが挙げられるでしょう。

猛者ぞろいの医学部受験において、7割以上の合格最低点は、かなり稀(三本の指に入る)です。つまりは、ケアレスミスが命運を分けるということになります。

特に今年度は難易度が易化したという情報が多く、実際に過去問を解いてみてどれだけの点数が現段階でとれるのかということを知っておくことも必要です。

ちなみに、難易度は簡単といいましたが、化学だけは「やや難」という難易度を誇っており、こちらは気を抜いてはいけません。

つまり、もしあなたが昭和大学に入りたいならば、

「化学以外で手堅く点を取り、できるだけ化学で失点を少なくする(ほかの人ができているところを落とさない)」

という戦略が考えられます。

化学に関しては以下の記事を参考にしながら、ぜひとも勉強スタイルを身に着けていってください。

また、ほかの教科に関しても、多くの記事がありますので、こちらを参考に戦略を具体的に昇華させていってみてください。

昭和大学医学部と難易度が近い大学↓