
医学部に入ってパソコンとiPad両方必要だって聞いたんだけど、本当に両方必要なの?どっちかだけで充分だと思ってたんだけど…。
だから、パソコンとiPadを比較して何が違うのか、何に使うのか知りたい。で、もし両方必要なんだったらその理由も知りたい。
上記のような悩みを解決します。
医学部ではパソコンとiPadどっちが必要?
パソコンとiPadの用途を徹底比較
実際に両方使ってみた感想
この記事ではパソコンとiPad結局どっちが必要なのか?そんなよくある疑問に単刀直入に答えます。
そして、この二つのデジタルデバイスが医学生にとってどのような使われ方をするのか徹底比較したうえで、筆者のレビューも織り交ぜて結論を出していきます。
ところで、この記事を書いているおGちゃん(筆者)は、大のデジタルデバイス好き。パソコン2台とスマートフォン1台、タブレットPC(iPad含む)を2台持っています。
デジタル好きが高じて自分でパソコンを作ってみたり、プログラミングをかじってみたり。
今回は、そんなデジタル好きの視点で「パソコンとiPad」を深掘りしていきます。
医学部ではパソコンとiPadどっちが必要?

在学生はもちろん、医学部に入るにあたって、新入生も必ず抱く疑問。
それが「パソコンとiPadは両方必要なのか?」ということ。
以下、その疑問にお答えします。
結論:医学部では○○が必要です
書こうと思えばいくらでも掛けますが、手っ取り早く結論から行くと
・医学部では両方必要
です。
単純ですよね。
どっちを買おうかと迷う必要はありません。だって、両方必要なんですから。
僕が最近したツイートがこちら↓
医学部通ってる医学科生でパソコンとiPad(タブレット)持ってる人どれくらいいるんだろう...?
— おGちゃん@医学部生 (@ogchanblog) April 23, 2020
僕はちなみに両方持ってます(なんなら複数)
購入予定でもいいので教えてほしいです🙇
さて、2020年4月25日締め切りの投票ですが、執筆時点では「パソコンとiPad」の両方持ちが圧倒的です。
投票総数はなんと165票越え。(しーちきんさんリツイートありがとうございました。やっぱトップブロガーは違うな…。医学部再受験生ブロガー「しーちきんさん」のブログはこちら⇒一歩一歩。再受験のち医大生)
この投票結果でも何となく両方必要なんだなというのは分かると思います。
医学部で両方必要な理由
が、両方必要なんです!!だけではあまりにも論理として破綻してるので、きっちりと理由も説明しておきます。
医学部でパソコンとiPad両方が必要である理由は以下の二点です。
✔医学部では両方を使い分ける場面がある
✔両方ともに医者になってからも必須
以上2点です。
では、それぞれ解説していきます。
医学部では両方を使い分ける場面がある
後述しますが、デバイスとしては似ているようですが、パソコンとiPadはできることが全く違います。
どれぐらい違うかというと、手と足ぐらいの違いはあります。
お箸をつかむときに足を使う人はいないでしょうし、歩くときに手を地面について歩く人はいないでしょう。
それと同様に、パソコンとiPadも、使いようによっては非常に有利になる場面がありますが、使う場面を間違えれば、作業効率が落ちたりします。
そして、その両方ともに「固有の」医学部で必要になる要素があります。
つまり、片方が欠ければ医学部生活に支障が出てしまいます。「パソコンは持っているが、iPadは持っていない」もしくは「iPadは持っているが、パソコンは持っていない」という場合、今すぐにでも両方揃えてください。
パソコンとiPad、それぞれどんな場面で使うかは後々徹底比較します。
両方ともに医者になってからも必須
もう一つの理由が、「両方とも医者になってから必要」であるということです。
これを理由として挙げると、では「医者になってから」買いそろえればいいんじゃないですか?と聞かれることが多々あります。
が、医者になってからの電子カルテ記入は全てパソコン入力ですし、日常業務で行う雑務は全てiPadでやることになります。
考えてみてください。医者になってからは死ぬほど時間がありません。特に初期臨床研修(卒後2年間)の間はため息をつく暇がないほどに忙しいです。
そんな時に、これまで全く使ったことのない機器類の使い方をマスターできるでしょうか?
絶対にできません。これだけは断言できますが、研修中は多分毎日の医学勉強で追われて、多分それどころではありません。
パソコンとiPadともに扱い方が同じで、単純であればいいですが、意外とそうでもないです。慣れるまで時間もかかりますし、効率よく使いこなすにはもっと時間がかかります。
皆さんの先輩方も大勢「もっと早くからパソコンに慣れておけばよかった」「もっと早くからiPadに慣れておけばよかった」と後悔しておられます。
将来の為にも、今からパソコンとiPadを使いこなしておくことは必須と言えるでしょう。
よくある疑問:どちらか片方で事足りるのでは?
さて、ここまで言ってきて、既に両方が必要であるということは理解いただけたかと思います。
が、それでも
・どちらかで事足りるでしょ?
という質問は絶えません。
そんな疑問を徹底的に潰すために、次項以降でパソコンとiPadを徹底比較していきます。
パソコンとiPadの用途〈徹底比較〉

ここではパソコンとiPadの医学部での主な用途を説明していき、最終的に両者の違いが分かるようにまとめてみます。
医学部でのパソコンの用途
医学部でのパソコンの用途は本当にたくさんあります。
以下、その一部を抜粋します。
✔パワーポイントなどスライドを用いて発表する
✔統計の実習などで複雑な計算を行う
✔レポートを作成して提出する
✔卒業論文の執筆
✔医学の3Dデータにアクセスする
etc...
以上のように、本当にパソコンの用途は幅広いです。
見ていただければわかるように、パソコンは圧倒的にデスクワークが多くなります。
そして、大体すべての作業にOffice系のアプリケーションを使います。
PowerPoint、Excel、Wordなどですね。
これらのOffice系のアプリケーションはパソコンに最適化されており、パソコンでの作業の方が圧倒的にしやすくなっています。
そして、ほぼすべての作業にiPadの処理能力では対応しきれない計算処理が入ってきます。ですから、上記に挙げたパソコンの用途は、iPadではすべて完全にはさばききれません。
つまりは、パソコンでなければ処理できない仕事がたくさんあるということです。
医学部でのiPadの用途
逆に医学部でのiPadの用途を見てみましょう。
それが以下。
✔授業ノートまとめ
✔赤セルシートなどの暗記アプリ活用
✔ウェブ講義の動画視聴
✔解剖学など、医学系の参考書閲覧
✔授業スケジュールの把握
etc...
こちらもまた、用途は多岐にわたります。
ただ、よく読んでいただければ気づけると思いますが、大体というかほとんど勉強に特化している使い方ですよね。
つまり、医学部ではiPadは主に勉強に用いるということなんですね。
ノートアプリは、手書きができるiPadならではの機能でしょうし、参考書などの閲覧もパソコンに比べるとコンパクトで持ち運びがしやすいiPadには最適です。
結構うまいことパソコンと活躍の範囲が被らないです。
両者の比較まとめ
さて、両デバイスの特徴と用途をまとめます。
特徴:複雑な処理が得意
iPadよりは基本的に重く機動性に欠ける
用途:Office系のアプリケーションが使いやすい
勉強というよりは大学の課題をこなしたりタスク処理が得意
特徴:直感的な処理が得意
パソコンよりは軽く、機動性がある
用途:ノートアプリなど勉強系のアプリが使いやすい
タスク処理というよりは勉強そのものに使用される
このように、パソコンiPadには大きな違いがあること、そしてそれぞれに得意な分野不得意な分野があることが分かりますね。
また、ちょっとしたことですが、重量もiPadの方が軽く勉強に特化するという意味では、非常にいい特徴を持っていると思います。
実際にパソコン・iPadどちらも使ってみた感想

実際に僕は医学部でパソコンとiPadを両方使っています。
具体的に僕はどのように使っているのか?少しご紹介します。
現役医学生(おGちゃん)の使い方
僕のそれぞれの使い方は以下。
パソコン:レポート作成、メール返信、ブログ編集など
iPad:Medu4の講義受講、ノート作成、サムネイル画像作成など
以上の通りです。
3年生になった現在、レポート作成は少し落ち着きましたが、1年生の基礎医学の時などはパソコンで死ぬほどレポート書いてました。
あと、仕事がこういうブログ記事を書くことなので、その特性上パソコンはめちゃめちゃ使います。
iPadはオンライン予備校であるMedu4の授業を受けるときに使っています。というか、ほぼその用途です。教科書に書き込んで、それを赤セルアプリに落として使っています。
あとはこのブログのサムネイルなんかもiPadで作ってます。
実際に使ってみた感想
やっぱり二刀流はやめられません。一度その便利さに気づいたら本当に後戻りできません。
パソコンで文章作って、iPadでデザインするとか。パソコンで映像授業を見ながらiPadにノート取ったりだとか。
本当にこの2台があるだけで、生活の質が圧倒的に上がります。特に大量の情報を覚える必要のある医学生にとっては欠かせないものと言っていいでしょう。
僕は、最初はパソコンで全部やろうと思っていたのですが、友達がiPad使っているのを見て使いやすそうだ、ということでiPadを買いました。
パソコンとiPad合わせて総額20万円ぐらいかかってますが(いやもっとか)、それだけの金額をかける価値はあったと自分の中で結論付けています。
総まとめ【やっぱり両方必須】
さて、ここまで長々と説明してきましたが、言いたいことは一つでした。
それは
パソコンとiPadは両方必要
だということです。
なんだかんだ言って医学生は最終的にiPadとパソコンの2台を持つことになります。
臨床実習が始まれば、一日で大量の臨床知識を復習していかなければならないですから、デジタルデバイスの存在は大きいです。
もしも、いまどっちか持っていないのであれば、全力で両方買いそろえることをおすすめします。
ちなみに2020年度現在、おすすめのパソコンとiPadはそれぞれ以下の記事で詳しく説明しています。
ぜひご覧になってみてください。

