正直、医学部生でバイトはできる?できない?【暴露します/不都合な真実】

バイト
悩める医学生
悩める医学生

正直なところ、医学部に入っていてバイトってできるものなの?そもそもバイトをするだけの時間はあるのかな?

医学部は大変だって聞くけど、バイトをしていても成績は落ちないのか心配。

上記のような悩みを解決します。

この記事の内容

・医学部に入っていてもバイトはできるかどうか?

・忙しい医学部生活でもバイトをするだけの時間を作れるか?

・バイトをやっていて成績が落ちたり留年することはないか?

この記事を書いている僕は、現役の医学部3年生。部活を辞めてからたくさんのバイトを始めて、現在で1年。バイト自体は1年生の頃からちょこちょこやってきました。

今回は、医学部生活を送りながらも、接客、飲食、イベント、試験監督、家庭教師、塾のチューターなど幅広いバイトを経験してきたからこそ言えることを、書いていきます。

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医学部生でもバイトはできるか?

結論から言うと、医学部に入っていてもバイトはできます。

よく医学部生は忙しいからバイトはできないんじゃないか?とか、バイトをしてしまうと勉強まで回す時間がないんじゃないか?と言われますが、そんなことはありません。

確かに、医学部生は他の学部の大学生と比べると、相当授業カリキュラムは詰込み型ですし、実習などもありますから体力的、時間的余裕はありませんが、バイトをできないかと言われると、NOと断言できます。

医学部に入っていてもバイトはできる理由

まあ、「バイトもできるよ」というだけなら誰にでもできますから、その根拠をきちんと提示していきます。

それが以下。

✔どれだけ忙しくとも部活などをやる時間はある

✔医学部生のバイト需要は大きい

✔バイトに使う体力と勉強に使う体力は別

以上3つです。

どれも結構重要な内容ですので、各々解説していきます。

✔どれだけ忙しくとも部活などをやる時間はある

いかに忙しい医学部生活と言えども、医学部生のうち7割以上が運動部に所属した経験があることから分かるように、少なくとも部活などをやるぐらいは時間はあります。

つまりは、時間の調整をしたり体力を温存したりと、勉強の邪魔にならないようにできれば、バイトをするだけの時間的リソースは、医学部生にはあるということです。

ただし、重要なのは

✔部活をやりながらがっつりバイトを入れるのは難しい

ということです。

部活をやるだけの時間はある、とは言いましたが、それだけの時間的リソースを部活に注いでしまえば、バイトをやるだけの時間ができないのは当たり前です。

もちろん、土日の部活がない曜日にバイトを入れようとすれば、月で2万~3万円ほどは稼げるかもしれませんが、部活の不定期で入るイベントや試合、遠征などでがっつりとバイトを入れられないため、部活に入っていると、バイト収入はそこまで期待できません。

つまり、逆に言えば、「部活に入らなければ」、バイトをがっつり入れるだけの時間を作り出すことは可能だということです。

実際に、僕の周りには部活に入らずに、週4で教育系のバイトを入れることで月10万円以上稼いでいる人がいます。

また、僕自身も、部活を辞めたことにより時間ができ、それをバイトなどに回したことで、月平均7万円程度は余裕で稼げるようになりました。

「学生の段階のバイトでそんなに稼いでも意味ない」

と言われてしまいそうですが、バイトは真剣に取り組めば、お金だけでなく学生時代にお金を稼ぐ方法や世の中の仕組みも学べるため、「がっつりバイト」は結構良いです。

※数値などのリソースは瀧本ゼミ〈https://t-semi.jp/2018/03/31/studentlife/〉執筆の外部記事より。

✔医学部生のバイト需要は大きい

この記事を読んでおられる方の中には、「医学部生のバイト需要はあるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

結論から言うと、

✔医学部生にバイトに入ってほしいところは山ほどある

ということです。

つまり、医学部生ならバイトでも「引く手数多」であるということですが、それはなぜか?

その理由が以下です。

・タスクの処理能力が高い

・学力が高い=信頼に足る

一般的に、バイトであろうが何だろうが、雇う側としてはすぐにでも仕事に入ってほしいという考え方があります。

簡単に言えば「即戦力」が欲しい、ということですが、この条件に医学部生は見事に合致します。

なぜなら、一部の例外を除き、医学部生は「物事の処理能力が非常に高い」と見られています。

実際、ちょっと複雑な仕事であっても、すぐに覚えてこなしてしまいますし、基礎的な処理能力は高いでしょう。

また、仕事を得るときに非常に重要なのが「信頼」ですが、医学部生は世間的に見れば「高学歴」ですから、非常に信頼されやすい立場にあります。

無論、全員が全員信頼されるわけではないでしょうが、少なくとも「信頼されやすい」ということは言えます。

こういった理由から、医学部生はバイトにおいて「引く手数多」だということができます。

✔バイトに使う体力と勉強に使う体力は別

よく言われることですが、バイトに使う体力と勉強に使う体力は全くの別物です。

バイトであれば、「作業系」のバイトに代表されるようにあまり頭を使わなくともできることが多く、たいていは肉体的な体力を消費します。

また、たとえ頭を使うであろう家庭教師や塾講師であったとしても、多くはあまり頭を使わずにできる(新たな思考回路を作り出す必要がない)ため、これまた思考能力などの体力は減りません。

逆に、医学部でする勉強では「新たな思考回路を作る必要がある」ため、思考能力や脳の体力が主に削られます。

つまり、言ってしまえば

✔バイトと勉強は、使う体力のすみわけはできている

ということになります。

ただ、よく言われる、バイトで体力を消費することで、「眠くなり、勉強できない」というのは本当ですから、あくまでも、勉強できるだけの体力(鉛筆やペンを動かす体力)は残しておいた方が吉でしょう。

余談:バイトで成績が下がることは少ない

先ほども似たようなことを言いましたが、

✔バイトで成績が下がることはほとんどない

です。

その理由は「たいていのバイトが融通が利く」から、ということと、先ほども言った通り「バイトで勉強の体力まで削られるということはない」という2つの理由が挙げられます。

バイトは融通が利く

一部の教育系のバイトを除いて、たいていのバイト先は「シフト」を組み、それに沿って仕事をする形になります。

シフトとは、簡単に言ってしまえば、仕事のスケジュールのことで、多くの場合自分の都合を考慮して組むことができます。

例えば、「この日と、この日は〇期試験があるため出れません」であるとか、逆に「この3日間は特に大学も忙しくないので、全て出勤します」といった感じにフレキシブルに働くことができます。

つまりは、自分のスケジュールに合わせた働き方ができるわけで、勉強が試験前に全くできない、もしくは勉強に手がつかないといった事態は避けることができます。

より融通が利きやすかったり、医学部生であることで高いお給料をいただけたりという「医学部生におすすめな」バイトは、別記事で5月末までに解説する予定です。

バイトで勉強の体力まで削られるということはない

先ほども述べた通り、通常、医学部の勉強と、バイトでは削られる体力の種類が違います。

したがって、バイトをしているからと言って、体力がなくなり勉強することができないということはなかなか起こり得ません。

現に、僕は部活を辞め、バイトを始めてからむしろ成績が良くなりましたし、僕の友人にも、月数十万円バイトで稼いでいるにもかかわらず成績優秀者として表彰されている人もいます。

万が一、バイトをすることで成績が下がるとすれば、それは「自分に合ってない」バイトであるということであるため、別の業種に変えるなどの対応をする必要があります。

(特に、個別指導や塾講師などの教育系のバイトは、僕はあまりおすすめしません)

なぜ僕が教育系のバイトをおすすめしないのかは、別記事にて理由をアップします(6月初旬)。そちらで是非確認してください。

まとめ

「医学部生であっても、バイトができる」という内容で記事を書いてきました。

僕は、実際にたくさんの業種のバイトを経験してきましたが、それらバイトをすることで、『医学部生活にマイナスになった』と思ったことは一回もありません。

むしろ、時間を作ってでも医学部生はバイトをした方がいい、と思うぐらい。

最初の一歩を踏み出すのがめんどくさいですが、そこから足を踏み出してしまえばあとは何とかなりますし、貴重な経験もたくさんできます。

もしも、医学部生活大変そうだな、でもちょっとバイトもしてみたいかもと少しでも思ったのだとしたら、それは是非ともチャレンジしてみるべきでしょう。

挑戦してみた先には見たことない光景が広がっているかもしれません。

僕のブログでは、バイトにかかわらず、医学部生活に関して様々な情報を発信しています。

また、下におすすめの記事を置いておきます。

そちらも是非。