
医学部に入って、パソコン以外にタブレット端末が欲しいのだけど何か良いのないかな?
選ぶときにiPadとアンドロイドの違いが分からないんだけど、どう違うの?
そもそもタブレット端末って必要なのかな?
上記悩みを解決していきます。
・医学部生おすすめのタブレット端末5選
・iPadとAndroidタブレットの違い解説(タブレットの種類も)
・【用途別】おすすめのタブレット比較
この記事を書いている僕は大のガジェット好き。
他の記事にも書いていますが、好きが高じてパソコンを作ってしまうくらい。
タブレットに関しても、現在メインで使うiPad Proとアンドロイドのタブレットを2台持ちしており、これまでもたくさんの端末に触れてきたため、結構調べてきています。
今回はそんな僕が、さらにリサーチしながら医学部生向けに書いてますので、信頼していただいて大丈夫かと。
医学部でタブレット端末は必要か?

結論から言うと、必要です。
医学部生活における様々なシーンで、タブレット端末は役立ちます。
タブレット(iPad)かパソコンか迷っている人は、こちらの【医学部】パソコンとiPadを徹底比較してみた〈どっち買えばいいの?〉をお読みください。
・動画/講義を見る
・講義資料を閲覧する
・ノートを取る
・さっとメモを書く
・参考書を読む
etc...
結構幅広い範囲でカバーできます。
医学部においてはパソコンが必須だということはこちらの記事でも言ってますが、そのパソコンやスマホだけではできないことをタブレットで補っていくと言った方がイメージは湧きやすいと思います。
ざっとメリットを挙げてみます。
パソコンに比べて軽い → 持ち運びしやすい
パソコンよりも直感的に扱える → 手作業が捗る
スマホに比べ画面が大きい → 動画が見やすい、プリント類を見やすい
こんなところでしょうか。
何より、「タブレット」というその名前の通り、1枚の板のようなデバイスですので、機動性が高いのは言うまでもなく、これが医学部生活においては絶大な威力を発揮します。
例えば以下のようなシチュエーションですね。
✔基礎医学の実習で結果の写真を撮る
✔臨床実習でメモを取る
✔授業中にノートを取る
持ち運びしやすく、どこにでも持っていけるという意味で、非常に必要性の高いデバイスでしょう。
どこに行くにも重い参考書や、紙のノートを持っていく煩わしさを考えれば、タブレットを持つことによるメリットは絶大です。
タブレット端末の種類

現時点で一般に流通するタブレット端末は3種類です。
それが以下。
✔iPad
✔Androidタブレット
✔Surface
以上3種です。
細かいことを言えば、iPadはアップル社のタブレットで、SurfaceはMicrosoft社のタブレットなのですが、そこの細かい説明は省略します。
単純に「タブレットには3種類ある」ことを知っておけばそれで充分です。
以下、これら3種について解説していきます。
AndroidタブレットとiPadの違い
皆さん一度はAndroidという名前を聞いたことがあるかもしれません。
多くの場合は、スマホの比較で「iPhoneとAndroid」のように語られますが、これと同じようにタブレットにも「iPadとAndroid」という対比が適用できます。
正確に言うと、iPadはAppleが作ったタブレットで、AndroidはGoogleが作ったOS(オペレーティングシステム)の名前です。このAndroidというOSが搭載されているタブレットをAndroidタブレットと呼びます。
まあ、基本的にこの2種類でできることはほとんど変わりませんから、どちらを選ぶかは個人の細かな使用用途と、好みに依るでしょう。
この2種類についてちょっと深堀していきます。
iPadは完成されたタブレット端末
下の図を見てください。

Appleが66.5%とタブレットの販売台数で圧倒的なシェアを誇っていることが分かります。
次点のファーウェイでも15.4%であることから、いかにAppleがタブレットに強いかうかがえます。
これだけのシェアをAppleが誇っている理由はたった一つ。
✔iPadが完成されすぎたタブレットだから
です。
Appleは独自でタブレット端末の開発を行ってきており、他のメーカーと比べそのコンセプトには一貫性があります。
これにより、デバイス自体の使いやすさも、完成度の高さも他の端末とは比にならないくらい高くなっており、ユーザーの心をつかんで離さない、というのが現状です。
安直にAndroidを選ぶと結果的に損することも
Androidタブレットは、OSこそ世界のGoogleが作っていますが、それを搭載している端末の性能や使い御心地は企業によって異なり、当たりはずれが激しくなっています。
それが故に、「超格安」で売られているようなAndroidタブレットを買い、『後悔してしまった』人は少なくありません。
なぜなら、超格安のタブレットはコストを追い求めるあまり「手抜き設計」になってしまったり、なにかしら必要な機能を削減してその価格を実現しています。
したがって、その削られた機能がタブレットにとって「本当に必要な」機能であった場合に、著しく使い心地が落ちてしまう、というわけです。
・処理速度が遅く、まともにネットも動画も見れない
・デバイスの容量が足りず、使い物にならない
・電池持ちが悪く、常に充電する必要がある
などなど、やはり安いものには理由があるということがお分かりいただけるかと思います。
したがって、安易にAndroidタブレットを購入してしまうと、痛い目を見ます。
が、近年ではAndroidタブレットの質もかなり上がってきており、しっかりといいものを選べば、使いにくいということは少なくともありません。
Microsoftのタブレットは別枠
Microsoftの作っているタブレットとしてSurfaceが挙げられます。
細かい話、Windowsを搭載したパソコンもどきのタブレットもあるにはあるのですが、ここでは難しくなるので割愛します。
Surfaceは、世界の大企業「Microsoft」がダイレクトに作ったタブレットになります。
簡単に言うなら、AppleでいうiPadのような存在でしょうか。
つまり、開発がすべてMicrosoft社内で行われており、一貫性があり、使い心地はいいということです。
しかし、どちらかと言うと、iPadやAndroidタブレットに比べて「パソコン寄り」の性能を持ち、もはやパソコンと言っても差し支えないだけのパワフルな端末ですから、今回は別枠で紹介しました。(値段も高い)
後ほど、おすすめのタブレットにも登場します。
医学部・おすすめのタブレット5選

お待たせしました。
ここからは、現役医学生がおすすめする「医学部生」向けのタブレットを5つご紹介していきます。
以下、おすすめのものを一覧で示しておきます。
・Apple iPad Pro 11インチ
・Apple iPad(無印)
・Microsoft Surface Go 2
・Huawei MediaPad M5 Lite
・Samsung GALAXY Tab S6
Apple iPad Pro 11インチ
性能、使いやすさ、見た目のどれをとっても、数あるタブレットの中で、最も完成度の高い端末であると言えます。
僕自身は1モデル前のiPad Proを使っていますが、その使いやすさは尋常じゃないです。
授業でノートを取る時、勉強で暗記に使う時、予備校の講義をオンラインで受けるときなど、幅広くしかもストレスフリーで使うことができます。
全ては、この傑作ともいえるタブレットの、高い使い心地によります。
おすすめのiPadはこちらの【おすすめは?】医学部向けのiPadを徹底比較してみたにて徹底比較していますのでぜひお読みください。また、iPadの魅力も詳しく解説しています。
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Apple iPad(無印)
価格こそ低価格ですが、性能は値段相応以上で妥協はなく、最もコスパの良いタブレットであると言っても過言ではありません。
ただし、iPad Proや高性能なAndroidタブレットと比べるとやはり性能は劣り、本当に快適に使用できるかといえば少し疑問符が残る端末ではあります。
しかし、基本的に使いやすさはやはりiPadというだけあり高いです。
タブレットに初チャレンジしたい場合、これから始めてiPadを触るという場合には本当におすすめできる端末です。
Microsoft Surface Go 2
Microsoftが本気を出して「コンパクトかつ高性能」を追い求めた端末になります。
価格も、この性能にしては低価格であり、買って損はしない端末、いや、値段以上の満足感を得られる端末です。
ただし、iPadやAndroidタブレットと比べると非常に癖のある使い心地になっているため、タブレット初心者にはお勧めできません。
が、全体的にMicrosoft社の開発であるというだけあって、パソコンとの連携性も高く、安心感のある端末であるといえます。
ある程度タブレットやパソコンに慣れている方、2台目以降に買い求める方には非常におすすめです。
Huawei MediaPad M5 Lite
Huaweiは中国の会社であり、「売れすぎた」ことでアメリカの制裁を受けた会社として非常に有名です。
タブレットのシェアでは世界第二位の化け物であり、Appleを常に脅かしている存在でもあります。
この「Huawei MediaPad M5 Lite」は、そんなHuaweiが出す、渾身の化け物コスパタブレットです。
実際に、筆者はこのタブレット以上にコスパの優れた端末を見たことがありません。
動画視聴も、軽い作業もある程度難なくこなすうえ、Androidとしてのカスタマイズ性も併せ持ち、それでいて2万円台という低価格。
日常使いはもちろん、医学部で要求されるような比較的重いタスクでも、ある程度こなしてしまいます。
良くある中華製のへなちょこタブレットとは一線を画す存在。それがこのタブレットの魅力でしょう。
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Samsung GALAXY Tab S6
韓国の会社Samsungが出した渾身のタブレットです。
多分Androidタブレットでは現状、この端末が最高峰じゃないかと思います。
韓国きっての大財閥であるSamsungが渾身の力を振り絞り開発しているだけあって、かなり使いやすいです。
付属のペンシルも特徴的なデザイン、使いやすさ、携帯性ともに高く、医学生が使うには申し分ない(過剰なぐらいな)性能を誇ります。
唯一デメリットがあるとすれば、韓国国内でのみの販売であり、現状日本で購入するにはAmazonを介さなければならない点でしょうか。
それ以外はほとんど欠点の無い、非常に使いやすいタブレットになっています。
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用途別・おすすめタブレット

ここまででご紹介した5つのタブレットを用途別に分類してみました。
勉強にがっつり使う場合
勉強にがっつり使う場合は以下の2点がおすすめです。
✔iPad Pro 11
✔Samsung GALAXY Tab S6
両方とも、非常に性能が高く、高負荷がかかるようなタスクでも難なくこなしてしまいます。
医学部の勉強でよく使用される「ノートアプリ」は非常に重い場合が多く、これら2つ以外ではなかなか快適に使用することができないのが現状です。
予備校講座視聴、You Tube視聴などの場合
単純に動画などを見たい、ネットサーフィンをしたいという場合であれば、以下の3つがおすすめです。
✔iPad(無印)
✔Huawei MediaPad M5 Lite
✔Surface Go2
上2つに関しては、コスパを追い求めた端末であり、安い価格のわりに高い性能というのがメリットです。
逆に言えば、高い性能を持った端末になることは、使いやすさでは逆立ちをしてもありませんので、比較的軽いタスクをこなすときにおすすめできます。
実際に僕はHuawei のタブレットを授業受講のために使っており、これに関しては何の不自由も感じていないくらい使いやすいです。(iPad(無印)に関しても同様です)
なお、Surface Go2に関しては少し特殊であり、勉強で使えるようなアプリがなかなかそろわないというのが欠点であり、勉強にがっつり使うには不向きです。
ただし、パソコンのような使い方もできますので、外で気軽に、パソコンのように課題をこなしたいなどの場合にはおすすめできる端末です。(もちろん動画視聴、ネットサーフィンは快適にできます。)
最後に
医学生が選ぶ、おすすめタブレット端末5選、いかがだったでしょうか?
タブレットは各端末にいろいろと性格があり、その性格を知るために、実際に実物を見てからの購入をおすすめしています。
お近くの家電量販店や、実際に持っている人に端末を触らせてもらって、自分に合うかどうかを試してみてください。
なお、勉強にタブレットを使う場合は、僕の個人的にiPad Proをお勧めするようにしています。
以下にそれら記事を置いておきますので、ぜひお読みくださいませ。


また、このブログでは現役の医学生が、デジタルにとどまらず、沢山の医学部生活情報などを発信しています。
一部、おすすめの記事を下に置いておきますので、そちらも是非。



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