医学部の授業は全てオンラインでいい3つの理由【対面授業は非生産的/どう思いますか?】

医学の勉強

どうも、おGちゃんです。

今回は、コロナウイルスが猛威を振るう2020年だからこその話題、「医学部のオンライン授業について」お話していきます。

先日、以下のようなツイートをしました。

僕の大学は9月まで対面授業が延期になりました。

が、正直実習以外全部遠隔授業でいいと思ってます。

その理由が以下。無意味な授業を聞く必要がなくなる・自分のやりたいことができる・交通費が浮く・寝られる

皆さんはどう思いますか?

理由があれば理由も書いていただけると嬉しいです。

投票結果を見ていただければ一目瞭然なんですが、「対面授業に必要性を感じない」という方の圧倒的多さ。

人数だけで言うと、18人中14人が対面授業に必要性を感じていないとのこと。

そこで、今回は医学生であり、普段から大学の授業を対面/オンライン両方で受けている僕が、「医学部の授業は全てオンラインでいい」理由を解説していきます。

医学部の授業が「つまらない」という根本的な話はこちらの医学部の授業が死ぬほどつまらない理由〈3つある/乗り切る方法も解説〉で読めます。

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医学部の授業は全てオンラインでいい3つの理由

早速ですが、結論として、

・医学部の授業は全てオンラインで全く問題なし

です。

その理由が以下。

✔受講環境が完全にフリーになる

✔自力で勉強できるようになる

✔コスト削減ができる

それぞれ解説していきます。

✔受講環境が完全にフリーになる

まず一番大きな理由が「受講環境がフリー」である、ということ。

確かに、新型コロナウイルスが猛威を振るっている現在(2020年5月)の段階では実家で受講せざるを得ない生徒が多いです。

しかし、通常オンライン授業を受ける場合は、どこで受けてもいいはずです。

それこそ、

・図書館

・カフェ

・旅行先

・ジム

・自分の部屋

etc

上記のように本当に様々な場所で受講することが可能です。

「ちょっとおしゃれなカフェで勉強したい」

とか

「旅行先で、ちょっと気になったときに勉強したい」

等、様々なニーズがあると思います。

授業が全てオンライン授業になると、そういったニーズが全て満たされるわけです。

人によって、集中して勉強できる場所というのは様々です。一概に、大学の講義室だけが集中できる場所ではないでしょう。

それが証拠に、僕の大学で医学部の対面授業を真剣に聞いてる人など3割もいません。

大抵は、「出席条件が厳しいから」、もしくは「そこでないと授業を聞けないから」その場にいるのであって、決して「その受講方法が最も効率的だから」その場にいるわけではありません。

「受ける場所を選べる」ことは、環境に左右される受講の意欲を、より能動的に操作できるという意味で、非常に大きなメリットです。

まあ、簡潔に言えば「人それぞれに合った場所で勉強ぐらいしようよ」ということですね。

✔自力で行動できるようになる

勉強において、他力に依存するというのは本来あってはなりません。

その理由は、いずれ医学生全員が「自分の足で歩かなければならない」から、に他ならないです。

が、医学部の対面授業は完全に「受動的な」ものです。

教授 → 生徒

上記の授業形態は、教授が知識を生徒に振りまくという形態で、多くの大学でこの方式がとられています。

こういった受動的な授業では、与えられたことしか考えられなくなります。

これがもし授業の全てがオンラインであったならば、一変します。

意味のない「受動的な」授業は受ける必要がありませんから、生徒は皆意味のない授業は聞かないようになります。

つまり、生徒側に選択権が生じることになります。

これにより、受動的で一方的な授業で抑圧されていた生徒たちは、能動的に自分が必要だと思う勉強方法で、常日頃から勉強を始めるようになります。

そしてたまに存在する、「受講価値の高い授業」には、誰にも邪魔されることなく聞き入って、自分から勉強するようになります。

実際にですが、僕はオンライン授業が始まってからは「分かりやすい授業」しか聞いていません。「分かりにくい授業/独りよがりの授業」は全て聞かずに、その間iPadなどで外部予備校の授業を聞いています。

その方が圧倒的に勉強効率は高いです。

自分で選択して勉強のやり方を選べるというのは、非常に大きなメリットであると思います。

✔コスト削減ができる

これは生徒側にも、大学側にも大きなメリットです。以下、代表例を挙げてみます。

生徒のメリット

✔授業に行くためだけの交通費がかからなくなる

✔授業による機会損失が少なくなる

大学側のメリット

✔紙代・印刷代を削減できる

✔講義室の建設費・維持費が要らなくなる

それぞれ解説していきます。

✔授業に行くためだけの交通費がかからなくなる

都会に存在する大学であれば、公共交通機関の交通費が。それ以外に存在する大学であれば、車やバスなどの交通費が削減できます。

もちろん、医学部では「一部実習」は対面抜きではできませんから、その実習に行く際は交通費がかかりますが、それ以外は全て削減できます。

・1回の授業に行くための交通費が1000円程度であると考えれば、最大、週5回×4週×12か月(1年)×1000円=240,000円 の削減が可能

24万円あれば、他の有意義なことにも使えます。やはり交通費を削減できるというのは大きなメリットです。

✔授業による機会損失が少なくなる

先ほども言ったように、「意味のない授業」を受けることによる時間の損失がなくなります。

その時間を使ってたくさんの有意義なことをできるということを考えると大きなメリットでしょう。

✔紙代・印刷代を削減できる

大学側も、オンライン授業であればわざわざ資料を印刷しなくてもいいですから、その分の印刷にかかるコストを削減できます。

・1人あたり5枚×100人×1日4授業×5日間×4週間=40,000枚

・1枚当たりの紙代/印刷代=0.7円/3.7円 合わせて4.4円

・1か月あたりの資料作成コスト=40,000枚×4.4円=176,000円

※これプラス事務員の人件費もかかる

月176,000円の節約は大きいでしょう。人件費などを合わせれば、年間で余裕で200万円強になりますから、浮いた費用を研究費や学費としてプールすれば、非常に大きなメリットとなります。

※【総務担当者向け】自社の印刷コストを再確認して経費削減へ〈https://ink-revolution.com/index.php/h14.html〉を参考に算出

✔講義室の建設費・維持費が要らなくなる

そして、オンライン授業にいるのは、講師用の小さな部屋と、放送できる最低限の設備ですから、馬鹿でかい講義室などいりません。

・仮に100人が入る講義室を1億円とする

・1億円×6学年=6億円

・維持費は年間100万円程度と仮定する

・6教室×100万円=600万円

合計6億600万円の削減になりました。

むろん、講義室の建設は初期投資ではありますが、その分を講師の人件費などに充てられるため大きなメリットです。

よくある反論①:友人からの刺激がなくあまり集中できない

医学部のオンライン授業に関して、様々な記事が出ていますが、現状を最もよく表した記事があります(外部サイト)ので、そちらのリンクを貼っておきます。

オンライン授業の現場は? 先行開始した医学部の学生・教員に聞く - 神戸大学ニュースネット/メディア研ウェブログ
医学部の医学科と保健学科では、4月6日から2年生以上を対象に、他学部に先行する形でオンラインでの遠隔授業が開始された。全学レベルでは緊急事態宣言の発令に伴い解除後の5月7日に開始を延期してオンライン授業の実施が予定されているが、医学科と保健学科では緊急事態宣言発令後もオンライン授業を継続して実施している。一足早くオンラ...

その中で、「友人からの刺激なく、あまり集中できない」という意見がありました。

確かに、自分で自分を律して、授業に向かったり、自分のやりたい勉強をやることは大変かもしれません。また、他の生徒がどんな行動をしているのかというのは気になることで、それによって授業に向かう動機がなくなったりするのは確かにあると思います。

しかし、それはあくまで「他人がどうしているか」であり、自分で周りの環境を変化させて自分を律すことができるかは自分にすべてかかっています。

そもそもの話、勉強は自分で学びたい、やりたいと思ったときにやるべきことです。

また、「周りに誘惑が多い」という意見もありましたが、それは「授業に集中できない」ことの言い訳にはなりません。

なぜなら、オンラインであれば授業を受ける環境は変えられるから。

例え、使い慣れた自分の部屋で授業を受けるにしたって、「誘惑を排すれば」言い訳であって、言うなれば全て自分で環境を整えることが一番重要であると言えます。

また、刺激が少ないのも同様で、一緒に切磋琢磨できる仲間と通話しながらでも受講はできますし、やろうと思えばなんだってできます。

個人的には「周りの環境に甘んじなくてもいい」というのがオンライン授業の最大のメリットであるはずですので、そこを活かせるようにしたいものです。

よくある反論②:デジタル慣れしていない先生が多いので対面の方がいい

確かに、デジタル慣れしていない先生は多いです。

ただし、大学である医学部に限らず、中学校も高校も、「全てオンライン授業でいい」と思っている生徒は多数います。

今後も「オンライン授業」を継続しようと思いますか
アオイゼミの統計より引用-母数は2441名

上記の表ですと、8割以上の生徒がオンライン授業を継続してほしいという意向になっています。

つまりは、「オンライン授業」のニーズは確実に高まっており、そのニーズに学校側も合わせていかなければなりません。

前述の神戸大学の記事にもありましたが、「生徒の反応が見れなくて困る」という考えでオンライン授業に否定的なものもありますが、別に生徒が反応する場所に飢えているわけではありません。

オンラインであっても、個人的に連絡を取れば先生とコンタクトは取れますし、顔を見ながら話すこともできます。

また、大学に対して授業料を払っているのは生徒側なわけですから、その授業が面白ければ聞くし、面白くなければ聞かない。ニーズに合っていない授業を聞かないという選択肢もあっていいはずです。(それもすべて生徒が判断すべきこと)

他にも「そもそも医学部の先生にわかりやすい授業を求めてはならない」という意見もあると思いますが、結局勉強するのは自分なわけですから、その勉強法を選べるという選択肢を与えてくれるオンライン授業のメリットはやはり大きいでしょう。

まとめ:医学部の対面授業は非生産的

そもそもですが、医学部の授業は

・非生産的な時間

の塊です。

教授という地位にあぐらをかいた先生が生徒側に「知識を一方的に押し付ける」時間になっています。

そこには、なんの分かりやすさも、生徒への情熱も感じられません(一部除く)。

それが、オンライン授業になれば、それら非生産的な時間は無くなり、生徒は能動的に勉強を始めるようになります。

動機が「授業がないと怖いから」というものでもいいでしょう。とにかく、自分から生徒が動いて、自分から勉強を始められるようになる、という点だけでも、「医学部の授業は全てオンラインでいい」と断言することができます。

今回の記事はちょっとお堅い話になりましたが、普段は下のようなフランクな記事書いてます。

そちらも是非。

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