どうも。おGちゃんです。
僕は現在医学部3年生ですが、医学部1年生の頃から、沢山のバイトをこなしてきました。
そこにさらに、2019年9月に部活を辞めてから、考えられなかったくらいバイトを詰め込むことで、結構いい額を稼いできました。
そして先日、以下のようなツイートをしました。
今はコロナであれですけど、授業があった期間は結構バイトをしてました。
— おGちゃん@医学部生 (@ogchanblog) May 22, 2020
月◯万円くらいは入ってたんですが、他の人どれくらい稼いでるのか知りたい。
ちなみに、友人はバイトだけで月12万円位稼いでたらしい。
凄っ。
バイトだけで稼いだお金は月に
(職を持っていた場合はそれを除く)
今はコロナであれですけど、授業があった期間は結構バイトをしてました。 月◯万円くらいは入ってたんですが、他の人どれくらい稼いでるのか知りたい。 ちなみに、友人はバイトだけで月12万円位稼いでたらしい。 凄っ。
上記ツイートでは、同時に医学生のバイト月収もアンケートで答えてもらっています。
この記事では僕のバイト月収に加えて、上記の調査で分かった医学部生のバイト月収のリアルな数字を「分析・解釈」していきます。
皆さんの「医学部のバイト事情ってどうなの?」という疑問を解決するのはもちろん、
僕のバイト月収に関しても事細かに公開してますので、是非最後までお付き合いください。
そもそも医学生はバイトできるの?と疑問に思った方は、こちらの正直、医学部生でバイトはできる?できない?【暴露します/不都合な真実】をお読みください。
そもそも大学生の「バイト」の平均月収は?

医学生のバイト月収を知る前に、世の中の大学生は月にバイトでどれぐらい稼いでいるのか、調べてみました。
大学生のアルバイト月収平均は3.3万円
ある統計において以下のような結果が出ています。

サンプル数の合計が4064名と、統計としてはかなり母数が大きくかなり信頼できる情報ですが、
大学生の1か月の収入のうち、平均的なアルバイトの収入は「3.3万円」となっています。
なお、当たり前ではありますが、1人暮らしになると親からの仕送り額が収入の大半を占め、上記統計では「1人暮らしの収入」のうち、アルバイト収入の2.8万円に対して、仕送り額が5.7万円となっています。
大学生のアルバイト月収で最も多いのは5万円
また、それぞれの収入における細かな金額も統計としてデータが出ています。
それが以下。

この結果から大学生のバイト月収で最も多いのは「5万円」であり、それ以外は以下のように読み取れます。(0万円は除く)
1位:5万円
2位:3万円
3位:4万円
以下、6万円、2万円の順に続く
上記の通り。
したがって、世間の大学生はバイトで3~5万円を1か月で稼いでいるということが分かると思います。
現役医学生のバイト月収・調査結果

では、翻って、医学部生はアルバイトでどれぐらいお金を稼いでいるのでしょうか?
もう一度、冒頭に示したツイートをお見せします。
今はコロナであれですけど、授業があった期間は結構バイトをしてました。
— おGちゃん@医学部生 (@ogchanblog) May 22, 2020
月◯万円くらいは入ってたんですが、他の人どれくらい稼いでるのか知りたい。
ちなみに、友人はバイトだけで月12万円位稼いでたらしい。
凄っ。
バイトだけで稼いだお金は月に
(職を持っていた場合はそれを除く)
この記事を書いている5/24時点での結果は以下。
割合\金額 | 3万円以下 | 3~5万円 | 5~10万円 | 10万円以上 |
% | 23 | 31 | 15 | 31 |
総数が13票であるため、正確な数値であるかは少々心もとないですが参考にはなるでしょう。
上記結果からは、ボリュームゾーンが3~5万円以下であることが分かります。
意外だったのが、10万円以上が31%だったこと。
医学部生は勉強などなんやかんやで忙しいのにもかかわらず、10万円以上稼いでいるのは凄いとしか言いようがありません。
前提:賃金1000円/h
上記で計算すると100h労働=10万円
同様に前提を2000円/hであった場合、50h労働=10万円
※家庭教師の平均賃金は1400~2000円/h(求人ボックスの統計による)
上記の場合、週4回、1回6時間、時給1000円という条件の元、1か月働いた場合にやっと10万円稼げる計算になります。
また、例え家庭教師などの高給職であっても、週2回、1回6時間、時給2000円でやっと稼げる額ですから、10万円を稼ぐことがいかに難しいことか分かっていただけると思います。
医学生は1か月でどれだけバイトに時間を割けるか?
7割方の医学生が、部活に所属していますから、それを前提で話を進めていきます。
大学によって細かな数値は変わってきますが、シフト制の場合、たいていバイトに割ける時間は週に2回、1回6時間程度が限度でしょう。
また、イベントなどの不定期で行われるバイトであれば、土日に働くことも可能ですから、これらを合算して考えると以下。
シフト制:2回/週×4週/1か月×6時間/1回=48時間
不定期制:2回/週×4週/1か月×10時間/1回=80時間
合計:128時間
上記の通り。
ただし、この計算では週4日間もバイトに費やすことになり、また土日も両日共にバイトになってしまいますから、忙しい医学部生としてはあまり現実的ではありません。
したがって、実際に部活をしていたり、別の活動をしていたりすることを考慮すると、実際はこの半分、つまり
・64時間
程度が医学生がバイトに割ける時間になるでしょう。
無論、これらは理論上の計算値であり、各バイト先のシフト都合や職の特徴にもより働ける時間は変わってきますから、参考程度に思ってください。
医学生が1か月のバイトで稼げる金額は?
ここまでの計算で、理論上、医学生が1か月で働ける時間は「64時間程度」であると分かりました。
これをもとに計算してみたのが以下。
64h×1000円/h=64,000円
64h×2000円/h=128,000円
上記より、医学生は1か月で60,000~130,000円程度を稼ぐことができると言えるでしょう。
ただし、ツイッターでの調査ではボリュームゾーンが3~5万円以下となっていたことからも分かる通り、なかなかバイトの時間を確保できないというのが実情でしょう。
筆者(現役医学生)のバイト月収公開

お待たせしました。
最後に、現在医学生であるおGちゃん(筆者)のバイト月収を公開します。
それが以下の写真です。



上記です。
家計簿アプリである「Money Tree」を使い始めたのが2019年12月であり、まともな記録が残っているのが上記3か月間だけでした。
ちなみに、2020年2月は試験の影響で13,000円程度しか稼いでいないので載せていません。
・1月:76,929円
・2月:13,000円
・3月:39,270円
・4月:52,875円
合計:182,074円
ちなみに、これ以前のお給料は2019年10月分が最多で、10万円弱稼ぐことができています。
また、上記+αでクラウドワークスなどの「クラウドソーシング」も行っていることから、もう少しバイトでのお給料は多いと言えます。
これらを平均すると、月に約5万円程度がバイトとしての収入となりました。
ちなみに、同じ医学生でも僕の友人は月12万円以上稼いでいるため、やはり人によって稼ぐ金額差は大きいと言えます。
なお、僕の知っている限り、医学生ブロガーの方で稼がれている方は月に20万円程度稼がれているので、努力次第では、医学部卒業前までにサラリーマンの初任給ぐらいの年収は稼げそうです。
まとめ
以上、医学部生とバイトのお話をしてきました。
書きながらですが、医学部生でも意外と学生のうちから稼いでいるなという印象を持ちました。
もちろん、医学生の段階では「医師」としての職はいただけませんし、その分お給料も低くなります。
しかし、そんな中でも時間を作ってバイトをしてみるというのは非常に刺激的な経験になるのは間違いありません。
典型的村社会である医学部の世界から足を洗える、いい機会にもなると思います。
医学生でもバイト、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
なお、このブログでは医学生のバイト事情やおすすめバイトなどの記事を多数アップしていく予定です。



他にも医学部生活に役立つ情報をたくさん上げておりますので、そちらも是非。


