【年間〇百万円!?】医学部・部活にかかる費用の話~高すぎます~

お金
悩める医学生
悩める医学生

医学部で部活に所属しているけど、正直かかるお金が高い気がする。他の部活や、他の大学ではいったいどれぐらい部活にお金がかかるんだろうか?

実際に部活に所属していた人の、実際に掛かった金額なんかも知りたい。

上記のような悩みに答えます。

この記事の内容

一般的な医学部の部活でかかる費用【月〇万円です】

医学部の部活でお金がかかる理由

筆者の部活で実際にかかった金額

上記内容に沿って記事を書いていきます。

突然ですが、意外と医学部部活にかかるお金って公開されていませんよね。

比較的学費が安いと言われている国公立であっても、学費が高い私立であっても、部活の費用も大きくなればそれだけ学生生活に大きな影響を及ぼします。

今回は、そんなブラックボックス化されている「医学部の部活にかかる費用」を詳しく解説していきます。

最後には実際に僕の部活でかかった金額も公開しているので、是非最後までお読みください。

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一般的な医学部の部活でかかる費用

僕の試算では一般的な医学部の部活でかかる費用は以下の通り。

✔40~100万円/年

上記の通りです。

これに従うと、一般的な医学部に六年間通い、部活に所属していると最低でも240万円のお金が必要だということが分かります。

高ければ6年で600万円かかる場合も。

この40~100万円/年の算出方法は後ほど説明させていただきます。

では先に、他の大学の方がどれぐらい部活にお金をかけているのか見ていきましょう。

全国の医学部の部活でかかるお金を調査してみた

この記事を書くにあたり、ツイッターで調査を行ったところ、以下のような結果になりました。

5月5日現在、5票の投票があり、3万円が多数を占めています。

あくまで平均費用ということですので、実際はこれに+数万円かかると思った方がいいかもしれません。

この結果から行くと、多くの医学部生は年間36万円程度、6年間で216万円かかっているとみることができます。

医学部の部活で年間40万~100万かかる理由

それでは、先ほど以下のように年間でかかる費用を示しましたが、

✔40~100万円/年

この数値をどうやって算出したかを説明します。

まず、部活にかかるお金は2種類に分けられます。

それが以下。

✔活動そのものにかかる費用

✔部活関連の交流会・親睦会でかかる費用

以上2種類です。

それぞれ説明していきます。

活動そのものにかかる費用

部活の活動に含まれるものに関する費用です。

主に『部費、遠征費』等が含まれます。

部活関連の交流会・親睦会でかかる費用

部活の活動外で行われる行事などにかかる費用です。

主に『飲み会費用、各種コンパ費用、新入生歓迎会費用』等が含まれます。

この2種類を分離した理由は明白で、『部活動とは、運動・活動を通じて親睦を深める』という定義から、

飲み会などの費用は全て雑費(必要のない費用)

と捉えているためです。

基本的に、コンパなどの学外活動は『強制』であってはならない筈なのですが、部員数の少ない医学部の部活では基本的にすべて『強制』にならざるを得ないようで、ある意味必要経費とも言えます。

医学部の部活費用の細かな計算

なお、それぞれの細かな金額の設定は次の通り。

部活そのものにかかる費用 → 部費年間3万円、遠征一回につき5万円を想定

部活関連の交流会・親睦会にかかる費用 → 飲み会一回の会費を6000円、コンパ1回の会費を1万円、新歓会費を1回2万円、合宿費を1回5万円として算出

※すべてかかるであろう最低限の金額を設定。部活によっては行事が多いなどの理由で部活関連の出費が増える可能性大。

※部費が存在しない部活もあるが、コンパ費用などに上乗せされて請求される場合が多いため、部費ありの前提で算出

※居酒屋の一般的な金額は1店舗3000~5000円であるためこれを使用。2次会までを想定。

計算はこんな感じでやりました

部活そのものにかかる費用 → 3万円+遠征4回/年×5万円=23万円

部活関連の交流会・親睦会にかかる費用 → 飲み会12回/年×6000円=7万2000円、コンパ2回/年×1万円=2万円、新歓1回/年×2万円=2万円、合宿2回/年×5万円=10万円

したがって上記2項目を合計して、1部活に1年間所属した場合の消費金額は44万2000円 → 切り捨てで40万円

上記より、先ほど言ったような最低40万円~という数値になります。

つまり、月で言えば最低3万円~ということになることが分かります。

医学部の部活でお金がかかる理由

医学部の部活でお金がかかる理由はたった一つしかありません。

それが以下。

✔人数が少ない

以上につきます。

高校までの部活動を考えてもらえばわかりますが、1学年に10人そこらの部員がいるのが普通だったのではないでしょうか?

それが、医学部に入るともとより1学年の人数が100人程度と少ないにもかかわらず、沢山の部活が存在します。

となると、1学年当たりの部員数が少なくなることも当たり前で、自動的に一人が負担する額は多くなるということも何となく想像できますよね。

つまり、

人数が少ない → 1人当たりの負担が増える → 部費などが高くなる

という悪循環になります。

他にも医学部の部活にかかるお金が高くなる理由はありますが、この理由が大きすぎて、比較にならないでしょう。

余談:医学生はお金に無頓着

医学部の部活にお金がかかる理由をお話ししたところで、その他の理由として「お金に無頓着である」ということもお話しておきます。

学生全般に言えることではありますが、医学生も例に漏れず金銭に無頓着です。

特に、医学部は金銭的に恵まれた家庭で育った人間が多く、お金に関して正しい価値感を持てていないことが多いです。

例えばですが、教授が持っているような車よりも高い外車が駐車場に並んでいるとか、ブランド物を好む人がいるなどは非常に有名な話ですよね。

そういった、金銭感覚があまりない人間が部活を運営している場合、部費などが余計に高くなってしまうことは想像に難くないと思います。

実際、僕の大学にも新歓でユニバ・ディズニーなど豪遊し、ナイトヨットツアーなどに繰り出していくようなよくわからない部活もあります。

聞く話によると、そういった部活では新歓費用だけで1人10万円単位のお金が必要になる場合があり、負担が大変らしいです。

筆者の部活でかかった実際の金額

筆者(おGちゃん)はかつて運動部に2つ所属しており、ひどい目にあったことがあります。

医学部で兼部をしてつらい思いをした時の話はこちらからどうぞ。

ここでは実際に、その1つの部活に年間でかかった費用をご紹介します。

実際にかかった費用

合計:36万円

内訳 ユニフォーム代:2万円、機材費用:15万円、遠征費用:2万円、合宿費用:10万円、コンパ費用:4万円、その他雑費:3万円

あれ?安くない?と思われたかもしれませんが、これは僕が「一年生」の時の金額です。

医学部では上級生が下級生に奢るという伝統があるようで、この費用には新歓費用や飲み会費用などが一切含まれていません。

細かい費用は全て先輩方が負担して下さってました。そのため、2年生以降はこれ+10万円程度の負担を見ておくとよかったかもしれません。

が、僕はこの部活を1年生のうちに辞めてしまったため、正確なところは分かりません。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

見ていただいたように、医学部の部活では相当な金額がかかりますよね。

この記事を見られている方の相当数が、医学部の部活で「お金関係」で悩まれていることかと思います。

もし新入生の方でこの記事を読まれている場合は、高いお金をできるだけ払わないように、こちらの【何を選ぶかで人生変わる】医学部・部活選びのまとめをお読みになって、できるだけ金銭面での負担を小さくできる部活に入ることをおすすめします。

そして、現状で医学部の部活において金銭面で悩まれている最中の方、こちらの【体験談】医学部で部活をやめた結果【180度変わりました/人生変えよう】をお読みになるといいかもしれません。

本当に苦しいという場合、部活に意味を見いだせないという場合は、やめるというのも一つの選択肢だということを頭に入れておくといいでしょう。

僕のブログ記事を読んでくださった方が、少しでも楽になるならこれ以上の喜びはありません。