【医学部】解剖学の勉強法は想像以上に単純です〈難しさの理由も解説〉

医学の勉強
悩める医学生
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解剖学が医学部で難しいって聞くんだけど、なんで難しいの?難しすぎて留年しないか心配。

どうやって勉強したら解剖学でちゃんと成績をとれるのか知りたい。

あと、解剖学って実習もあるし、なんだか特殊そうだから特殊な勉強法とかあるんじゃないの?

こんな悩みを抱える人の疑問に答えます。

この記事の内容

・解剖学が難しいと言われるワケ

・その難しさをどうやって攻略するか

・解剖学の勉強法は想像以上に単純だっていう話

上記のような内容で記事を書きました。

この記事を書いてる僕は医学部3年生。

2年生の頭から約3か月間、解剖を勉強してきましたが最終的には学年上位20%に入るだけの成績を取ることができました。

ここでは、その解剖を攻略してきた経験から最終的に導き出した解剖学の「シンプルな勉強法」とつまづくポイント、そしてその攻略法をお教えします。

僕がこれまで学んできた解剖学攻略のエッセンスを練りに練って作りました。

是非最後までお読みください。

解剖学のおすすめ参考書5冊を徹底比較した記事はこちら

解剖学の勉強法はこちらで徹底解説しています。あわせてお読みください。

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解剖学が難しいと言われる理由

なぜ医学部の解剖学が難しいのか?

その難しさはたった2つのポイントに凝縮されています。

✔量が多い

✔イメージしづらい

以上2点です。

一般的には、専門用語が多いとか、単純に大変と言われますが、僕的には上の2点がすべてであると思います。

なぜなのか、その理由を解説していきます。

解剖学は極論暗記科目

医学部生活を一年間過ごしてきた医学部生にしかわからないことですが、

医学部は結局「暗記」するところです。

解剖学もその例に漏れず、結局は暗記科目であると言えます。

それは、「構造の名前と関連する機能と他の構造を結び付ける」ための学問が本来の解剖学であるからです。

心臓は胸部にあります。その胸部にあって「全身の血液量を維持し、栄養を全身に張り巡らせている」のが心臓です。

その心臓が持つのが血管系です。血管系で血液を伝って栄養が運ばれていきます。

これらは全て事実です。理論はいりません。

時に解剖学には理論が必要であると言われる場合があります。

しかしながら、「なぜ心臓は全身に血液を送るのか?その血液はどうやって全身に栄養をいきわたらせるのか?」それは生理学のお話です。

解剖学では理論は必要ありません。

将来、解剖学者になるのでなければ、特別な知識も必要ありません。とにかく「覚える」それが解剖学の真髄です。

量が多い&イメージしづらい

解剖は「覚える」科目であると言いました。

暗記科目で”難しい”理由と言えばなんでしょうか?

そうです。「覚える内容が多い」、もしくは「覚える内容が難解でイメージしづらい」からです。このどちらかが暗記を妨げる原因になります。

これは、これまでの医学部生活でも、そして医学部受験でも経験していると思います。

量が多いと覚えにくいというのは、当たり前のことだと思います。英単語帳一冊覚えるのと広辞苑一冊覚えるのでは、そりゃ英単語帳の方が覚えやすいですよね。

関係詞とは、〔名詞の説明をするSVのパーツ〕を名詞につなげる働きを持ち、主に関係代名詞と関係副詞に分けられます。

スタディサプリ 大学受験講座【https://studysapuri.jp/contents/high/article/subject/english00019.html

英語の「関係代名詞」の解説の一文です。

なんとなく、難解に見えませんか?関係詞と関係代名詞の関係性を頭の中でパッとイメージできますでしょうか?

普通はできません(英語できる人は除きます)。そして覚えることもしにくいです。実際に関係詞と関係代名詞はよく受験生がつまづくところです。

その理由は、この文章がパッと見で難解でイメージしにくいからなんですね。

結論:解剖の難しさはたった2点に凝縮

ここまで述べてきた結論は以下です。

✔量が多い

✔イメージしづらい

以上の2点が解剖学の難しさの全てです。

本題:解剖学の勉強法は想像以上に単純です

ここからは、その暗記科目である「解剖学」の勉強法が想像以上に単純である、ということを書いていきます。

解剖学の特徴的なポイント

その前に、解剖学が特徴的であるポイントをたった1つご紹介します。

✔実際に学ぶものを目で見て、触れて、感じることができる

これにつきます。

今までの科目を想像してください。

数学、生物、英語に国語。すべて文字でしか勉強できないいわゆる座学です。

そして、生理学などの基礎医学と呼ばれる科目も、実験はあれど実際にすべてを体感することはできなかったはずです。

それに対して解剖はどうか。解剖実習という、この科目の為だけの実習が設けられ、しかもそれが数か月間も続きます。

実際に勉強する内容を、本物のご遺体を用いて勉強することができます。

医学部六年、長しといえども、本物をじっくりと見て触って感じて、時には匂って勉強することができるのはこの解剖学実習が最初で最後です。

解剖学の本当にシンプルな勉強法

結論から言いましょう。

解剖学のシンプルな勉強法は

五感を使って覚える

ということです。

なんだ、そんなことか、と思われるかもしれません。

でもちょっと待ってください。

もしかして、机の上で単語の羅列や図だけ見て、「ああ、覚えられないな」「解剖って難しいな」って思ってないですか?

そりゃ覚えられませんよ。解剖学には特殊な専門用語が多数存在しますし、似たような構造物も多数存在します。神経に血管にリンパ管に。本当に複雑です。

実際に見てみればわかりますが、それぞれの臓器が複雑に絡み合ってヒトの身体はできています。

それだけ難しいんですから、机上だけで覚えようというのは無理な話です。

僕も最初、かっこつけてノートに機能とかをまとめてみたり、過剰にマーカー引いてみたりとかいろいろ試しました。

が、結局はシンプルに解剖実習中に、体を使って、目で見て、触って、匂って、全身で覚えていった方が早いです。

五感を使えば解剖の難しさは克服できる

五感を使うとは、言うなればイメージしやすくなるということ。

勉強すべき器官や構造物を触って見て、触感や色を身体に覚えこませることができれば、その構造物のイメージはしやすくなります。

イメージすることができれば、勉強の効率は格段に上がります。

また、五感を使うということは、必然的に解剖実習の時間中に勉強をするということになります。

多くの医学生は「解剖」することに精一杯で、本来の目的である構造物の同定や理解ができていません。つまり、実習時間をただの作業時間にしてしまっているわけですが、

通常は解剖実習中にしか生の身体を触ることはできません。つまり、五感を使えるのは解剖実習中だけであるということ。

もっと言えば、解剖実習中の時間を勉強に充てられるということは、それだけ勉強量が増える=量をこなせるということですから、自動的に解剖の難しさの一つである「量の多さ」を克服できるということになります。

五感を使えば「量の多さ」も、「イメージのしにくさ」も両方克服できる

具体的にどうやって勉強するのか?

具体的な勉強法に関しては、かなり長くなったので別記事にまとめておきました。そちらでご覧ください。

解剖の勉強法についてくわしい内容はこちら → 【徹底解説】医学部解剖の勉強法【2020年度最新版】

まとめ

今回は、「解剖学の勉強法は想像以上に単純です。」ということをお伝えしました。

解剖がなぜ難しいと言われるのか、そしてその難しさをどうやって攻略するのかを解説してきました。

解剖学は、その攻略法さえ分かれば必ずだれにでもできる科目です。

しっかり勉強すれば、数字は必ず出ます。あきらめずにチャレンジしていってください。

また、医学部の勉強法に関する記事や、参考書の徹底比較など今後も多くの記事をアップしていきます。

他の記事も是非参考にしてみて下さい。

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