【現役医学部生が教える】医学部入学前に絶対やっておくべきこと3選

医学部生活

◎この記事を読めばこんなことが分かります!!

医学部生ってこんな生活

医学部生になるってこういうこと

医学部に入学前に絶対やっておくべきこと

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医学部合格おめでとうございます!!

12月、1月、2月と冬が深まるにつれ、医学部合格を勝ち取ってくる受験生が増えてきます。

この記事を読んでいるあなたは、きっと念願の医学部に合格され、来年度の新たな生活を待ちわびておられる、受験生、もしくは親御さんでしょう。

まずは、医学部合格おめでとうございます。

現役で合格を勝ち取られた方はもちろん、医学部受験に関しては浪人生も多く、数年の苦渋の期間を経て、医学部合格を勝ち取るということは、何にも増して素晴らしいことだと思いますし、あなたのその努力は本当にたたえるべきことだと思います。

そして、その努力はあなたの今後の医学部生活において、必ず役立ちます。

まずは、ほっと胸をなでおろし、一年以上、受験という苦行に身を投じてきたあなた自身を自分で讃えてあげてください。本当におめでとうございます

医学部に入るってどういうこと?

端的に言いましょう。皆さんも重々承知だと思いますが、医学部に入るとは、

医者になること

です。

そんなこと知ってる!!と思うかもしれませんが、私の経験上、この感覚が少ない人が医学部入学者には本当に多いです。

では、医者になるとはどういうことか?これも、非常に簡単ですが、

人の命を預かる人間になる

ということです。

僕のような青二才が言うこともおこがましいですが、この言葉に尽きると思います。

つまり、皆さんは医学部に入る=医学生になる

と考えられているかもしれませんが、実態は違います。

医学部に入る=医者になる=人の命を預かる

ということになります。

なぜ、そう言えるのか?

当たり前ですが、大学医学部は医者になる人間を養成する大学です。つまり、逆に言えば医学部は医者以外の人間を輩出することを認められない大学である、と言い換えることができます。

医学部の勉強途中で成績不振や、素行不良などが原因で留年や放校といった運命をたどる方もおられますが、多く(7割以上)が医者として世に放たれます。

つまり、医学部に在籍する限り、医者としてのキャリアを積んでいかねばならなくなる、ということです。

ことの重要性は、この「キャリア縛り」にあります。

つまり、もしも医学部入学途中で、医者になるのを辞めて、法政界に参入したい、演劇で劇団を立ち上げて世の中に芸術で羽ばたきたい、とか大手企業で華々しい生活を送りたいと思ったとしても、時すでに遅し。

あなたは確実に医者への道をたどることになるということです。

これだけは覚えておいてください。

そして、医学部にほんわかした気分で入学しないで、「人の命を預かる」という使命感を持って入学してほしいと心から思います。

こんなにも楽しい医学部生活

さて、ここまでは少しネガティブなことを書いてしまいましたが、ここで医学部での楽しい生活について皆さんにお話ししましょう。

好きなだけ医学の勉強をすることができる

医師になるまで六年間の猶予が与えられる

個性豊かで、頭の切れる仲間を作ることができる

好きなだけ医学の勉強をすることができる

何と言っても、医学部入学後の生活の醍醐味は、「医師という職業が近い」ということ。

日本の医学部に限って言えば、法律で研修病院を併設することが義務付けられていますから、すべての大学に大学の附属病院が存在します。

また、医学部ではカリキュラムに研修病院での研修が組み込まれていますので、医師をかなり身近な存在としてとらえることができるようになります。

世間的には、結構レアな職業でもある「医者」ですが、医学部に入ればそこら中にごろごろいるわけで、私も入学当初はかなり驚きましたね。(当たり前ですが(笑))

お医者さんのイラスト(全身)

入学式では、かなり名の通った名医の教授さんや、実際にテレビに出て医療知識を世間に広めているような先生もおられて、少しめまいがしました(笑)。

そんな環境下ですから、当たり前のように、毎日最新の医学知識に触れる機会を得られるわけです。最新の研究で世界的に知られるような先生や、臨床で名の通った名医の先生と実際に話せるのはもちろん、直接に教えを請うこともできるわけです。

つまり、医学を学びたくてしょうがない人間にはこれ以上最高な環境は、医学部以外にありません。(これもまた、当たり前ですが。)

医師になるまで6年間の猶予が与えられる

これが最も大きいと思います。

他学部でもそうですが、大学生の本分は勉強すること。ただしこれに加えて、自分の本当にやりたいことは何か?自分が本当に打ち込めることは何か?

そういうことを考えることのできる時間が、大学に入れば自動的に手に入ります。

もちろん、自分のやりたいことが学問以外で、かつ大学に進む意味を見出せない場合は高卒ですぐに就職、起業という選択肢もあるわけですから、大学に進み何かを学ぶ、見つける時間を得ることができるというのは、かなりのメリットとなるわけです。

大学のイラスト

特に医学部では、カリキュラムの複雑さ故、6年間の学生期間が与えられることになります。

この時間をいかに活かすか、殺すかは学生の皆さん次第になりますが、活用の次第では皆さんが抱くような夢も難なく叶えられるような土台を構築することができます。

例えばですが、私の周りには

救急医になりたいから、外のグループで勉強して、実際の医療機関で実際に見学させてもらった!!

という女の子や、

「研究医になりたいから、今の時期から教授や研究員の方と交流しておく!!

という男の子もいます。

もちろんですが、医学以外のことに精を出す人も大勢います。

部活にサークル、委員会活動に恋愛、起業、留学などなど、入学前の段階ではできなかったようなことが、沢山できるようになります。

そして、もっともっと大事で大きな変化が、

「バイト」

という、高校生や受験生の段階ではできなかった「お金を稼ぐ」という行動をみずから起こすことができるようになります。

ちょっとしたことのように思えるかもしれませんが、じつはこれ、これまで親御さんに金銭面で頼りきりだった皆さんにとっては、非常に画期的な変化になります。

「自分で稼いだお金を使って、今まで行ったことの無いようなところへ旅行に行ってみる。」

「自分で稼いだお金を使って彼/彼女とのデートでいいご飯やホテルに泊まる」

「自分で稼いだお金を使ってビジネスや投資を始める」

といった、今までの皆さんの生活では考えられなかったようなことが、次々に起こってくるようになります。

そして、これだけ多くの新しいことができるようになるのは、6年間という比較的余裕のある時間を持つことのできる、大学生ならではのことである、と言えるでしょう。

個性豊かで、頭のキレる仲間を作ることができる

これを読んで下さっているのは、もちろん医学部入学前(またはそれに準ずる受験生)かと思いますが、確実に普通の方よりも頭はキレるはずです。

「えー!?そんなことない!!私/俺は医学部受験してるけどそんな頭良くないし…」

というように謙遜するかもしれませんが、医学部受験に挑戦している時点で、あなたは相当な頭の持ち主だということは確実です。

なぜかって??

本当に賢い人でないと、医学部を受験することにメリットを見出せないはずだからなんですね。

そして、あなたのような頭のキレる学生が医学部には大勢入ってきます。

もちろん、様々な方向性での頭の良さはあると思いますが、医学部に入ってくる人は、これまでの学生生活で何かしら抜きんでた才能を持ってい可能性が高いです。

天才のイラスト(男の子)

そして、みなさんはその「ハイレベル」な集団と6年間の医学部生活を送っていくわけなんですが、この「頭のいい集団」とずっと一緒にいられるということが、実は大きなメリットになり得ます。

例えば、日常生活で何か困ったことがあったとしましょう。

「外国人の人と意思疎通ができない」

とか

「パソコンがトラブルで使えなくなった」

等の本当にごく些細なことでいいのですが、通常このような悩みは「専門家」に聞かないと解決できないような問題です。

しかし、何かしら秀でている医学部生であれば、一人や二人そういったトラブルを解決してしまうような「秀才」や「天才」がいますので、困ることがありません。

また、頭の良さももちろんですが、医学部に入ることができるような人間は、「物事の対処能力」のスペックが恐ろしく高いことが多いです。

つまり、なにか問題があったとしても普通の人間よりも早く解決までたどり着けることができる、ということ。

これは、医学部生が切磋琢磨しながら勉強している原因にもなっていますが、皆が皆恐ろしく勉強ができるため、互いに勉強を教えあうことや、一緒に問題を解決することが最も手っ取り早い勉強手段になり得ます。

友達のイラスト「肩を組む男性たち」

つまり、外部の予備校や参考書に頼らずとも、どんな問題でもたいていのことは仲間内で解決してしまう、ということです。

これが結構有用で、逆に言えば医学部に入ったのに、このような頭のキレる仲間を使わないことは損ともいえるでしょう。

なんせ、同年代での成績上位1%しか入学できない枠に入ってくるような秀才たちばかりなのですから。

勘違いしないで!!医学部生活

医学部だからといって全員が医者になれるわけではない

さて、ここからは結構シビアな話もしましょう。

医学部入学前で、やるべきことに漠然と迷ったり、もしくは合格したことに対し安心して、春からの生活に期待を膨らませていらっしゃることは百も承知。

ただ、現実は早く知っていても損はありませんから、正直に話しましょう。

(もしも、もう少し浮かれ気分でいたければ読み飛ばしていただいて構いません。)

単刀直入に言いましょう。

医学部の進級は難しい

です。

その証拠をお見せしましょう。

平成30年度進級率ストレート卒業率新卒国試合格率(留年生含む)
国立大学 86.8% 93.4%
公立大学 85.3% 94.5%
私立大学 82.2% 91.5%
合計平均 84.766%93.133%
最終進級率≒0.84766×0.93133=0.7894 したがって78.94%

これだけ見ても何が何だか分からないかもしれませんが、赤字で黄色下線の部分に注目してください。

まずは、ストレート進級率を見てください。国公立私立合同で「約85%」と出ています。

これはどういうことかというと、ある年度の学年に仮に最初100人いたとしたら、その内85人が一度も留年せずに卒業できるということを表しています。

さらに、新卒国試合格率に目を移してみると、「約93%」と出ています。

これは、仮に100人がめでたく大学を卒業して、最終的な医師免許取得の条件である「医師国家試験」を受けた際に、「93人が受かる」ということを表しています。

そして、これらの数字を掛け合わせ、最終的にストレート(留年なし)で医者になることができる確率を計算すると、78.94%という数字になります。(一部現実とは乖離があります)

数字だけ見てもわかりにくいでしょうか?では、これを簡潔に言い換えてみましょう。

医学部生は100人いれば20人、確実に留年もしくは放校を経験する

お分かりいただけたでしょうか?100人いれば100人ほぼ全員が必ず卒業することのできた小中高時代とは、圧倒的に何かが違いますよね?

留年とは、一年間もう一度同じ学年を履修すること。放校とはその名の通り学校を追い出されることを意味し、基本的に同じ大学に戻ることはできません

そして、これがなぜ怖いか?

医学の知識を中途半端につけたおっさん/おばさんがなんのライセンスもなく世に解き放たれる

ということを意味します。

つまり、社会にとって何の役にも立たない状態で世の中に送り出されることになる、ということです。

これほど怖いことがあるでしょうか?

確かに医学の知識は人以上にありますが、免許は持っていないので、医師としては働けません。加えて、医学部で学ぶことは基本的に「医学」のみであるため、「社会の仕組み」や「世渡り方法」なども全く知らないわけです。

いかだを漕ぐ遭難者のイラスト

例えるなら、台風で増水した濁流に壊れかけのいかだで挑むようなもので、すぐに壊れてしまうことは目に見えていますよね?

そして、放校だけでなく留年に関しても、一年間他の人よりも進度が遅れるという意味で非常に大きなマイナスになってしまいます。

また、こうした留年や放校といった措置が、医学部ではかなり頻繁にみられるようで、とある大学では最終進級率が「64%」と低く留まっています。

つまり、こういう大学では最終的に100人いれば36人が留年か放校で学年からいなくなるということで、非常に大きな問題点にもなっているわけです。

気が付けば授業についていけずに留年確定!?

さて、医学部の進級がいかに大変かということをもう少しご紹介しましょう。

通常、医学部以外の学部(特に文系)では、出席をしていなくても試験さえ通過してしまえば単位を得て、合格(進級)できることが多いです。

また、たとえ単位が足りなかったとしても、留年ではなく仮進級という形で進級することはできることが多いです。

ですから、医学部以外であれば、授業に全く出ずに(つまり大学に行くことなく)単位を取り、卒業まで漕ぎつけるということが理論上は可能です。

しかし、これが医学部になると、「単位」という概念がなくなります。(一部例外あり)

例えば、解剖学や臨床の授業の場合、「一定割合以上」の出席を求められ、かつその出席は偽装できないものが多いです。

つまり、必ず大学に行かなくてはならないわけです。

これが結構曲者で、例えば体調を崩し、授業に出られなくなったとします。

この体調の悪い期間が長くなれば、当たり前ですが、「出席必要回数」分の出席ができなくなる可能性があります

つまりは、その講座の進級要件を満たさないことになるわけですが、簡単に言えば、その場で留年が決まってしまうということです。(お情けがあることもありますが、ごくまれ)

そして、同じように体調が悪くなり、授業についていけなくなったとしても試験で合格できなければ進級はできません。

試験の難易度は大学によりますが、一個一個の試験の重さが大学受験の教科の一科目分であると想像すればどれだけ大変かわかるでしょう。

つまり、二学期制なら6か月に一回、大学受験と同じかそれ以上の範囲の試験をこなし、かつ一定割合以上の点数を取ってそれに合格しなければいけない、ということです。

ちなみにこれを書いている私の大学は三学期制であるため、4か月に一回、そういった重い試験があるので、一年生のころは吐きそうになりながら徹夜で勉強していました。

ですから、大学の試験は難しく、かつ進級することも並大抵の努力ではなし得ることができません。

まあ、それだけ大変な試験が入学後に待っているからこそ、大学入試というもので「入学してから大学の試験にもついてこれるか」ということを試しているわけですが。

部活生活にのまれるな

そういった難易度の高い試験が多い医学部において、実は多くの大学で部活動が盛んにおこなわれています。

スポーツマンのイラスト

意外に思うかもしれませんが、多くの医学部生が文武両道、部活と勉強の両立を目指し、大半が何らかの部活動に所属します。

そして、その部活の多くがこれまで皆さんが経験してきたような部活と同じように、練習がかなり厳しかったり、上下関係が厳しかったりとあまり変わり映えしないものとなっています。

私はおろかなことにこの部活というものを兼部しており、あまりに部活が大変で、試験に落ちまくっていた時期があります

結構この医学部における部活というものは曲者で、多くが皆さんの快適な医学部生活を妨げる原因にもなっています。

聞くところによると、本当にしんどい部活では、試験前にも勉強することを部活が許さず、仕事や練習を押し付けられることもあるそうで、

そういう部活に所属している友達は、軒並み低い成績や再試験、追試験に引っかかり、悲惨な生活を送っているようです。

ですから、皆さんにはこの部活というものに惑わされずに、医学部生活を送られることをお勧めします。

入学前にこれだけはやっておけ!!3選

視野を広げろ

医学部に入ってどんな勉強をするのか、皆さんにはまだ想像がつかないかもしれませんが、大体が1~2年間の教養を学び、その後基礎医学、臨床医学へと発展していくことが普通です。

その内、教養には「数学」「英語」「物理・生物」などの、大学受験おなじみの学問が含まれます。

先生・講師のイラスト

つまり、これまでやってきた勉強が大いに役立つ期間が、医学部在学中でもあるわけです。

しかし、逆に言えばそれ以外の物事や、科目を学ぶ機会というのは限られてきます。

例えば文系の内容であれば、経済学や法学、経営学、金融学などを学びたいと思っても、十分な時間が与えられるわけでも、深いところの知識まで教えてもらえるわけでもないため、非常に不満が残る学びになりがちです

もちろん、医学部の得意とする理系という分野でも、満足できるような学びができるかというとそんなことはなく、数学をより深くやるわけでもないですし、物理も高い難易度のことを学ぶという機会はほぼありません。

これらは、医学を非常に深く学ぶということの裏返しになるのですが、大学に入って自分の好きな別の分野も学びたい、と思っている人にとっては非常につらいかもしれません。

また、医学だけ勉強したいと強く思っている人でも、入学後いずれ「もっと多様な学問や物事を学びたい」と思う時が訪れます。

そういう場合に、医学部での勉強というものはかなり範囲が狭く、幅広くは学べないようになっているため、足かせになるかもしれません。

ですから、入学前の今だからこそ多くの知見を身に着け、入学後にも学び続けられるような土台を作っておくべきなのです。

できることはたくさんあります。

外部セミナーに参加してみる

外部大学の講義に参加してみる

本を読み漁る

情報ブログで勉強してみる

他学部に進んだ/む友達と話をしてみる

etc...

「学ぶ」方法に決まりはありません。

何を学びたいかが分からなくても、とにかくいろんなことを経験しようという気持ちが大切です。

そして、幅広いことを学ぶことで、あなたのこの先の進路を豊かにしていく。医者になるということはもちろんのことですが、そこから先何をしていくのか?

いったいどういう医者になってどうやって社会に貢献していくのか?

そして、その貢献すべき社会というものはいったいどのように動いていて、どのように人々が暮らしているのか?

それらを学ぶことができるのは、大学の授業でもなく、予備校の授業でもなく、他でもないあなた自身の努力と実践によって得る機会でしかありません

入学前の時間がある今だからこそ、専門性を高めるための「大学」に入るための今だからこそ、多くの経験をして「視野を広げる」必要があります。

様々な方法があるなかで、筆者(おGちゃん)も多くの情報をこのブログで発信していきます。

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たくさん本を読め

情報を得る手段は現代社会において様々です。

しかし、その中にあっても色あせず、先人の知見を常に世界に残し続ける。それが書籍の最大のメリットです。

最新の情報を手に入れるということに限っては、インターネットが現代において最強の手段かもしれません。

しかし、やはり多くの経験を疑似体験できるという意味でも、また先に進む人間の学びを追体験するという意味でも、本に勝る情報手段は無いと思っています。

うつ伏せで本を読む人のイラスト(女性)

実は私は小学生時代にたくさん本を読んでいたのですが、中高と時間を経るにつれて次第に本は読まなくなっていきました。

そして大学に入り、医学を勉強し、医学以外のことを学ぶにつれて、再び本はすごい!!ということを認識し始めるようになりました。

それはなぜか??

繰り返しになりますが、本という情報媒体は「人の経験」を追体験することができます。

つまり、「リスクを取らなくても様々な経験ができる」わけです。

たとえば、実際の現場に出なくても手術の間の緊張感を味わうこともできますし、その場にいなくとも異国の風を感じながら感傷に浸ったり、生活を疑似体験してみたり…。

数百万円かけなければ経験しえないコトを、本ではたったの数百円で経験することができます。

お金を持っていない時期(大学生)にこの情報媒体を活用しない手はないでしょう。

医学部入学前に、できるだけ多く本を読んでみてください。

ジャンルは自分の好きなものだけでなく、これまで読んだことの無いようなジャンル、範囲から選んでみても面白いことになるかもしれません。

もちろん、これまでまともに本を読んだことがない人もいるでしょうから、この機会に是非とも本を手に取って、もしくはアマゾンなどの通販で手に入れてみて、読んでみてください。

このブログでも、私一押しの本をどんどんとご紹介していきますので、楽しみにしていてください。

死ぬほど遊べ

説教じみたことにちょっとうんざりしてきたかもしれませんが、最後は誰にでも当てはまると思います。

とにかく遊べ

と、最後に言っておきましょう。

ここまでお読みいただいた方は、もうお分かりかもしれませんが、医学部生活というものは想像以上にしんどいです。大変です。時には泣きたくなるぐらいしんどくなる時もあります。

でも、そういう状況下でも、皆さんは医学部受験を乗り越えてきているわけですから、必ず乗り越えていけます。(このブログも読んでますしね)

ごっこ遊びのイラスト

だから、あと皆さんがやるべきことは「遊ぶ」ことだけ。

入学前の土台を作ることには、「遊ぶ」ことも入っています。

これまで閉ざされて縛り付けられてきた羽を思いっきり伸ばし、新たな春に向けて遊びつくしてください。

カラオケで歌いまくるのもよし、友達みんなで祝賀会を開くもよし、スポーツで爆発するもよし、思いつく限りの遊びで、皆さんの心と教養を深くしてください。

大学に入ってからの遊びは、これまでの遊びと異なってくる場合もありますし、今しかできない遊びというものを思いっきり楽しんでください。

まとめ

ここまで長い文章を読んでくれてありがとうございます。

そして、あらためて、医学部合格本当におめでとうございます

ここが皆さんにとって、ある意味一つのゴールであり、次なる段階に上がるための節目、スタートでもあると思います。

最後に、これだけ覚えておいてください。

医学部の生活は想像以上に大変

でも、医学部に受かったあなたなら乗り越えられる

入学前に幅広い経験と、遊びを

そして、入学後はあなたの思い描く道を進め

言いたかったことを凝縮してまとめました。

ここから6年間、医学部生活が待っています。

まあ気構えずに、前だけを見て進んでいってください。

先に医学部に入っている身としては、この記事を見たあなたが立派な医学部生となって、先輩の私と話せるようなときが来れば嬉しいな、と思っています。

このブログでは、これからも医学部のことだけでなく、「一人暮らしの知識」や「金融の知識」「起業の知識」なんかを皆さんにお届けしていきます。

是非ともプッシュ通知を登録していただき、今後の生活に活かしていただければと思います。